何でも許してくれる人には、つい甘えたくなりますよね。筆者の職場には仏のように心が広い先輩女性がいましたが、先輩の本音を聞いたときに背筋がひんやりしました。今回は「寛大に見える人ほど気を付けないといけない」と学んだエピソードをご紹介します。

なんでそんなに寛大なの?

先輩があまりにも心穏やかなので、「なんでそんなに寛大なんですか?」と質問したことがあります。
すると先輩は、「石の上にも3年と言うでしょ? だから3年は見守ることにしているの」と答えてくれました。

「え? 3年? それ以降はどうなるの?」と戸惑ってしまった私。より詳しく話を聞いてみることにしました。

見守り期間は3年間

先輩は夫に浮気されたり、姑に意地悪をされたときなど、「あれ?」と思ったときに、その都度レトルト食品を買ってストックしていると教えてくれました。

レトルト食品の賞味期限は約3年。3年間相手の様子を見て、3年後に見限ったときは食べさせて縁を切ると決めていると言われてしまいました。
相手の態度が改善すればセーフ。でも、改善が見られなければサヨウナラ。

先輩の「いいよ」は「いいよ(今だけね)」ということだったことが発覚!
先輩は全く許していないじゃないか! と私はすっかりビビッてしまいました。

与えられた見守り期間は3年間。これは長いのか、短いのか……。
穏やかな表情の奥に眠る執念深さに、背筋がひんやりしてしまいました。

ltnライター:愉子

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.