目覚まし時計をセットしたはずが、鳴らずに寝過ごして大ピンチ! 私も一人暮らしの頃は何度も経験しました。今回は、知り合いから聞いたちょっと笑えるエピソードをご紹介します。
画像: 「これはヤバいってぇぇぇ!!」【寝坊して遅刻寸前】→ 《トンデモない忘れ物》をしていた!それは?

寝過ごして大ピンチ!

私は大学卒業後、社員30人ほどの小さな会社に入社して営業事務として働いていました。
社員研修も無事に終わり、営業部へ配属されてから3か月が経ち、ようやくルーティーンにも慣れてきだしたころに事件は起こりました。

いつも通り目覚ましをセットしていたはずがなぜか鳴らず、目が覚めたのはいつも乗る電車の発車時刻30分前。家から駅までは徒歩で10分かかります。この電車を逃すと遅刻確定なので逃すわけには行きません。
自分でもどうやって準備したのかわからないくらいのスピードで身支度をし、駅まで猛ダッシュ。なんとか電車には間に合い一安心しました。

さらなるピンチが襲う!

到着してすぐに駅のトイレに駆け込み、最低限のメイクをしてから何食わぬ顔で出社。いつものように更衣室で制服に着替えようとした時にとんでもないことが判明しました。

なんと、あろうことか下着をつけていなかったんです。
駅まで走っている時も、満員電車に揺られている時も、ノーブラだなんて全く気が付きませんでした。制服は白のブラウスにタイトスカートとベストというよくあるOLの制服。ベストがあるのでなんとか誤魔化せそうですが、脇の部分が不安すぎて真夏だというのにニットのカーディガンを着こむことにしました。

みんなの優しさが身に染みる

普段は暑がりな私が、半袖の制服の上にカーディガンを羽織り背中を丸くしている様子を見て、先輩や上司が心配して次々と声を掛けてくれました。

「夏風邪ひいちゃった?」「エアコン寒いよね、温度上げるね」などと気を遣ってくれますが、ノーブラがバレたらどうしようと冷や汗をかいているうえに厚着をしているので汗が止まりません。
さらにお局は「冷えに効くのよ」と熱々のショウガ紅茶を入れてくれるなど、みんなは私が体調を崩したと思い込み、一日中色々と世話を焼いてくれました。

バレないように誤魔化し……

こうなれば、もう体調が悪いフリで一日乗り切ろうと思い、猫背で俯いたまま仕事をしてなんとか一日を終えました。今ではあの時は大変だったな~と笑って話せますが、あの時は本当にバレたらどうしようと考えて胃が痛くなる思いでした。

それ以降、どんなに急いでいても玄関を出るときには下着をつけているか確認するようになりました。みなさんもお気をつけくださいね。

Itnライター:karira

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