子どもの成長は1人1人違うもの。得意なこともあれば、苦手なこともあるのは当然です。狭い視野で判断していては、何よりも子どものためになりませんよね。今回はそれを思い知らされたエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: ftnews.jp
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絶賛イヤイヤ期の息子

友人A子の息子は2~3歳のころイヤイヤがひどく、A子はいつも手を焼いていました。
友達と遊んでいるときやスーパーで買い物しているときに地面に大の字になって泣き喚くことも日常茶飯事。
今はイヤイヤ期だから……と自分に言い聞かせつつも、「どうしてうちの子だけこうなの?」と悲しくなって落ち込むこともあったといいます。

それを見てママ友にかけられた言葉は

そんなA子と息子の姿を見かけると、いつもマウントを取ってくる近所のママ友がいました。

「息子くんのイヤイヤすごいね! どうしてそんなふうになっちゃうの? うちの子はイヤイヤ期はなかったし、ちゃんと言うこと聞いてくれたけどなぁ~」

本人は悪口を言っているつもりはないのでしょうが、疲弊しているA子の心はいつもその言葉に抉られていました。

数年後、思い知らされることに

しかし数年後、そのママ友は「子どものことは予測不可能」という事実を思い知らされることになります。
そのころにはA子の息子のイヤイヤ期はとっくに終わって接しやすくなっていましたが、入れ替わりにママ友の子どもが早めの反抗期に突入したのです!

イヤイヤ期のように泣いたり暴れたりすることはありませんが、生意気なことを言ったり反抗的な態度を取る子どもにママ友は戸惑うばかり。
随分苦労して、育児相談やカウンセリングにも通っていたそうです。

「こんなことになるなんて……」

ある時、久しぶりに道で出会ったA子にママ友は自分の現状を話し、「あの時は無神経なことを言ってごめんね、子育てのこと全然分かってなかった……」と謝ってくれました。

子育ては長丁場です。ママ友はやっと、「育てやすい時期もあれば、そうではない時期もある」ということに気付いたのでしょう。
A子はママ友に同情し、「お互い頑張ろうね!」と励ましあって別れたんだとか。

まとめ

自分の子どもは例外だと思っていてはいつか痛い目に遭いかねません。狭い視野でマウントを取るのはやめておいたほうが無難ですね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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