「酒、金、女」は死ぬまで直らない。なんて言われるほど、人の性質は変わりにくいものなのかもしれません。
それでも、何かがキッカケで変わる事もー……?
今回は筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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遊び人とおめでた婚。不安だけど頑張る!

私が付き合っている彼は、女好きで遊び人でした。
いつも不安がつきまとう中、まさかの妊娠が発覚したのです……!
とても幸せなことのはずなのに、彼との将来だけでなく子育てへの不安も募っていった私。
けれど「一緒に幸せになろう!」という彼の言葉に背中を押され、彼と結婚することになりました。

長女を出産後も結婚生活は続き、さらに次女を出産。
いつしか子ども2人に恵まれ、毎日育児に大奮闘!
それなりに夫婦仲も良く、幸せな日々を過ごしていました。

当初遊び人だった夫に、女性の影は見当たりません。
結婚してから変わった夫を見て、不安は無くなっていったのですが……。

女遊び宣言!? 意味不明な夫にイライラ

ある日子ども達を幼稚園に送って帰宅すると、まさかの高熱が出てしまいました。
体調不良で寝込んでいると、夜勤明けの夫が帰宅しました。
夫はいつもそのまま夜まで寝ていて、育児にはあまり参加しない人だったのですが……。

「俺ちょっと女遊びしよっかな~♪」

寝込んでいる私に、突然夫が意味不明な事を言い出したのです。

(こんな時に、何の冗談?)

しんどくて相手をするのも嫌だったので、勝手にすればと伝えて不機嫌なまま寝ることに。
そのまま、子どものお迎え時間に設定していたアラームで慌てて起きると……!

イラついてごめん。ありがとう……!

リビングへ行くと、なぜか部屋はキッチリ片付いていて、洗濯物が畳まれていました。
さらに夕飯の準備も整っていたのです。

(夫がしてくれたのかな?)

不思議に思いながらも娘たちを迎えに行く準備をしようとすると、なぜか庭のほうから娘たちの笑い声と、夫の声が聞こえて……。

「最高の女遊びしたわ~!」

汗だくの夫と娘達は、そのままお風呂へ。

夫は私が寝込んでいる間に、家事を全て終わらせてお迎えに行き、娘たちの世話をしてくれていたのです。
「女遊び」とはお調子者の夫なりの、自虐ネタだったよう(笑)

いつも夫は忙しくしていて、育児もワンオペだった私は、思わず目が潤んでしまいました。
遊び人だった彼はもう居ない、子煩悩で優しい夫に感謝した出来事でした。

まとめ

愛する子どものためなら、人は変われるのかもしれませんね。
子煩悩な旦那様と、いつまでもお幸せに……♡

ftnコラムニスト:Yukky111

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