愛情を込めて大切に育てた家庭菜園が、収穫間近に盗まれたら、ガッカリを通り越し怒りを感じますよね。今回は、家庭菜園の野菜を盗まれたA子さんが驚きの方法で犯人を撃退したエピソードをご紹介します。
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家庭菜園が盗まれ、防犯カメラを設置

筆者の友人A子さん一家は昨年、分譲マンションを購入しました。

購入の決め手は、1階は家庭菜園ができる広い畑が付いているから! とのこと。

畑仕事など全く興味のない筆者は、その理由にびっくりしましたよ。

A子さんはせっせと野菜作りに精を出し、初心者でもトマトやピーマンなど夏野菜がたわわに実りました。

しかしある日、収穫間近の野菜たちがすっかり消えてしまったのです。

盗まれた悔しさはもちろん、野菜泥棒への怒りもすごかったA子さん。

「絶対に捕まえてやる!」と決心し、ホームセンターで畑監視用の防犯カメラを購入しました。

野菜を盗んだ本人の有り得ない言い訳

数日後、カメラを確認すると……。

夜中に畑に忍び込み、野菜を盗んでいる隣人Bさんの姿が映っていました。

A子さんは「うちの畑の野菜が盗まれたんですが。何かご存知ありませんか?」とBさんにたずねます。

するとBさんは「子どもが間違えて採ってきたみたいで〜」と誤魔化したのです。

Bさんの子どもは高校生。

高校生が間違えて他人の畑に入り、野菜を採るなんて……。

幼児じゃあるまいし、絶対に嘘ですよね!

野菜にシールを貼って目印に! 思わぬ反響で、犯人撃退

A子さんは、Bさんを撃退するための妙案を思いつきます。

収穫できそうな野菜に目印のため、1個50円と書いたシールを貼り、お金を入れるための箱を置きました。

すると、近所の方が「スーパーで買うより安いわ」と大喜び。

野菜は大盛況で、あっという間に売り切れました。

するとBさんは野菜泥棒をピタリとやめたのです。

きっと、近所の目もあり盗めなくなったのでしょうね。

A子さんは「お小遣いを稼げるしラッキーよ」と嬉しそうに話してくれました。

まとめ

家庭野菜を盗まれるという悲しい出来事と、せっかく見つけた犯人を懲らしめられない不運。

それでも諦めずに、ピンチをチャンスに変えたA子さん。

彼女の頭の切り替えの速さと、奇抜なアイデアに感動しました!

ftnコラムニスト:広田あや子

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