世の中には夜勤をしてくれる人がいるから、成り立っていることもあります。しかし、夜勤の体制が整っていないと働く側には負担は大きいものです。今回は、夜勤をしてくれないプロジェクトマネージャーをチームリーダーがスカッと撃退してくれたエピソードを紹介します。
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夜勤のある部署に配属

Y子さんは、とある企業でエンジニアをしていました。基本的には日勤なのですが、システムの都合で月に2、3回夜勤が発生する部署に配属されました。

会社としても夜勤の発生は想定していないので、制度も体制も整えられておらず、正直現場任せの状態です。

夜勤をしてくれないプロジェクトマネージャー

夜勤は基本的に部署の社員が順番で行うことになっています。しかし、プロジェクトマネージャーは夜勤を絶対にしてくれません。

その理由が「管理職の給料は残業代とか夜勤しても手当て付かないから」というものでした。「夜勤中のトラブルも眠いから連絡はしないでね(笑)」という始末です。

プロジェクトマネージャーの分の夜勤は、Y子さんたち若手社員が肩代わりしていました。

激務が続いた若手社員

あるとき繁忙期と夜勤が重なる時期がありました。繫忙期は、通常業務でも深夜2時まで仕事をして次の日9時には仕事をするような状態です。

さらに感染症の流行で休みも多く夜勤に入れる人も少なく、同じ人が何回も夜勤を担当していました。それでも、プロジェクトマネージャーは夜勤をしてくれず、Y子さんたち若手社員はへろへろでした。

そんな状況を見て、チームリーダーがプロジェクトマネージャーに話をしてくれたのです。

チームリーダーがピシャリ

「若手社員の子たちに負担が大きすぎます。プロジェクトマネージャーが夜勤に入ってくれないのなら僕が夜勤をやりますよ。」

業務の性質上、チームリーダーが夜勤に入ると日勤の仕事に問題が生じ、プロジェクトマネージャーも困ったことになるのです。プロジェクトマネージャーは、この一件以来夜勤に入ってくれるようになりました。

ftnコラムニスト:夏野ゆきか

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