子どもは大人が思いもよらないことをしでかすことがあります。今回ご紹介するAさんも、ベランダで洗濯物を干している最中に2歳の子どもに窓の鍵を閉められてしまいました。Aさんはいったいこのピンチをどう乗り切ったのか? 早速、見ていきましょう!
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大ピンチ! ベランダに閉め出されちゃった

Aさんは2歳の娘を育てるママ。朝のママにはやることがたくさんあります。今日も大量の家族の洗濯物を干しているときに事件は起きました。

「カチャ」

ベランダで洗濯物を干していたAさんが音のした方を振り向くと、そこには満面の笑みの娘が窓の鍵を閉めている姿があったのです。

「さっきまでおとなしくYou Tubeを見ていたはずなのに! どうして?!」

Aさんは思いもよらない事態に驚き、すぐに窓の方に駆け寄りました。

お隣さんや通行人は……いない

娘に「鍵を開けて!」と言ってみるものの伝わらず、娘は窓際を離れてしまいました。Aさんのスマホは家の中なので、誰かを呼びたくても呼ぶことはできません。

「それならば恥を忍んでお隣さんか通行人に声をかけよう!」

そう考えたAさんが「すいませーん」と声をかけるものの両隣の部屋に人の気配はなく、また通行人もまったく通りません。どうやら誰かに助けてもらうのは無理そうでした。

助けて!救世主は人気キャラクター

絶望的な状況に立たされたAさん。しかし諦めるわけにはいきません。ここはやはり娘をもう一度おびき寄せて誘導して鍵を開けさせるしかありません。

考えたAさんの目に飛び込んできたのは娘のお気に入りの人気キャラクターのTシャツでした。AさんはそのTシャツを被り、キャラクターのフリをすることを思いつきました。

その効果はてきめん! キャラクターのフリをして窓をコンコンと叩くと、すぐに娘はやってきてくれたのです。

ありがとう! 正義のヒーロー!

人気キャラクターのTシャツを顔に被り、声真似をしながら、娘に鍵を開けるよう伝えるAさん。夏のベランダで汗だくになりながら、必死で娘を誘導します。鍵を閉めるのと違って開ける動作は難しいようで何度も失敗しますが、ついに成功し鍵が開きました!

「やったー!!」

Aさんは大喜び。Tシャツを頭に被ったままで娘を抱きしめます。大好きな人気キャラクターに遊んでもらっていたという感覚しかない娘はきょとんとしていますが、Aさんは踊り出したいほどの気分でした。

今回は作戦が成功しましたが、皆さんも子どもの思わぬ行動には十分注意してくださいね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶


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