A子の母親が危篤状態のとき、心配してきてくれた義両親。しかし2人は病室から出るととんでもないことを言い出しました。それを病室で聞いていた看護師さんが一喝! 看護師さんに救われたA子の話をご紹介します。
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母が危篤状態になる

A子の母親は心不全で入院をしていました。
お見舞いにいくたびに弱っていく母親を心配していたA子。

同じ敷地内に住む義父母も、とても心配してくれていました。

「家のことは心配しないで、お母さんの傍にいてあげてね」
「何かあったら、すぐに知らせて。A子さんの力になりたいの」

義母は、そんな優しい言葉をいつもA子にかけてくれていました。

そんなある日、病院から母が危篤だと知らせが入ります。

義父母が病院までくる

A子は、義両親に母親が危篤状態だと告げ、病院に走りました。

病室に入ると、母親は目を閉じすでに昏睡状態だったそうです。

主治医の先生は「会わせたい人がいらっしゃるなら、連絡をしてください」
とA子に告げました。

A子は一番先に義両親に電話を入れました。

「お義母さん、先生が……」
そこまで言うと言葉に詰まってしまい泣き崩れたそうです。

すぐに義両親が病院まできてくれ、A子は不安な気持ちが少し軽くなり
義母に泣きついたといいます。

義母はA子の背中を優しくさすってくれました。

しかしその後、A子は義父母の本当の正体を知ってしまいます。

看護師さんが義父母を成敗!

静かな病室の廊下。
人の声も、しっかり聞き取れるほどです。

病室から出た義両親の声がA子の耳に聞こえてきました。

「あと、どれくらい持つのかなあ」義父の声がします。
「こっちの用事もあるし、早くわかるといいけど」義母の声です。

A子はうつむいていた顔をあげ、目を見開きました。
(嘘でしょ! お義母さん……お義父さん……)

振り向くと、さっきまでA子の隣にいた看護師さんが……。

「あなたたちは、なにを話しているのですか?」
「患者さんにも、家族さんにも聞こえていますよ!」

低くどっしりした声で、義父母を成敗してくれました。

A子は、義父母の上っ面な優しさを知り、ショックを隠し切れませんでした。現在は一線を引き付き合っているようです。

ltnライター:立花彩夏


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