姑の為を思い、バランスの良い料理を作っていた知人女性。しかし姑は、知人女性の料理を「不味い」と言い捨て、自分の好きな物ばかり偏って食べ続けていました。
そんな姑を見かねて、ケアマネージャーさんや看護師さん達も「食べすぎは身体に毒です」と諭しますが、聞く耳持たない姑。そんな姑の末路は一体......。
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訪問介護を受ける姑

知人女性の姑は、要介護3の認定を受けており、実家で訪問介護を受けていました。
週に2日はデイサービスに通うものの、動くことが嫌いな姑は、食っちゃ寝ばかりしてたといいます。

例えばアイスクリームを食べたくなると、冷凍庫まで自分で取りに行きますが、カップとスプーンは片づけずに、ほったらかしといった具合です。

「私は要介護3だから、動くのも苦なの! それに、ゴミ捨ては嫁の仕事だから!」
そう言って姑は「当たり前」といった姿勢で、感謝の言葉一つ述べません。すごいペースで増えて行くお菓子のゴミを、知人女性は複雑な気持ちで片づけていました。

アドバイスは知らんぷり

知人女性は、姑の為を思いバランスの良い食事を提供していましたが、姑は「不味い」と言ってほとんど食べません。
「それよりも、ゼリーの方がツルンと飲めて美味しい」「菓子パンも食べたいわね」といった具合に、姑は高カロリーな食べ物を暴飲暴食しまくっていたのです。

さすがに、この食生活は問題視され、ケアマネージャーさんや看護師さん達も口をそろえて警鐘を鳴らしました。
「このままでは、歩けなくなってしまいますよ」
「高カロリーな物ばかりでは、体によくありません!」
しかし姑は「私の体だから、どうしようと勝手でしょ!」と言って、うるさそうに顔をしかめるだけです。

全ては自業自得......

しかし案の定、こんな不摂生を続けた結果、姑は歩行困難に陥ってしまいました。
体重が増えすぎたが為に、歩かなくなって弱った足腰では、体を支えきれなくなってしまったのです。

要介護4となった姑は、自宅介護は困難と認定され、ついに施設への入居が決まりました。
そこでは、食べ物も決まった量しか貰えませんし、お菓子を食べたければ、差し入れを待つしかありません。

姑は、施設生活に不満タラタラのようです。でも、ありがたいことに、施設に入ってから体重が10キロ減って健康的になりつつあるのだとか。施設での生活は少し気の毒ですが、身体のためにも摂生をして回復していって欲しいですね。

ftnコラムニスト:六条京子


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