コロナ禍では色々なことが制限されていました。でもそれはみんな同じ。不満を言い出したらキリがありません。
今回は自分の希望をむりやり通そうとして、痛い目に遭った姑の話を友人に聞きました。
画像: ftnews.jp
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コロナ禍で入園を迎えた娘

友人A子には幼稚園児の娘がいます。今でこそ色々な規制が解除されつつありますが、娘が入園した2年前はまだまだコロナ禍の真っ只中。行事は中止され、たとえ開催されてもかなり制限された中で済まさざるを得ない状況でした。

入園式もコロナ禍の措置として、参加できる保護者は各家庭2人までという通達が事前にあったそうです。

孫の入園式に行きたい! と言う姑

もちろんA子夫妻は夫婦2人で参加することにしていました。しかし、そこにストップをかけたのが隣町に住む姑です。

姑にとってA子の娘は初孫のため、なんとしてでも入園式に行きたい! と言い張ります。
A子と夫は必死で説得しましたが、姑は「じゃあA子ちゃんは行かずに、息子と私で行けばいいじゃない! オンラインで配信あるって言うんだから、A子ちゃんはそれを見ればいいでしょ? 私はそんなのどうやって見ればいいのか分からないし~」と言い出す始末。

これには夫も呆れて、「何言ってんだ! 入園式は俺たち夫婦で行くからオフクロは行けないよ」と突き放しました。

ブチキレた姑がとった強硬手段とは?

その言葉で諦めたかのように見えた姑ですが、実は全然諦めていませんでした……!
なんと、勝手に幼稚園にクレームの電話をかけていたのです。しかしもちろん姑の主張は認められず……。

それに怒った姑は、ついに幼稚園に直接訪問! 園長先生相手に何時間も持論を展開し、最終的には「祖父母として参加できないなら、来賓として私を招待して!」と無茶なことを要求し始めたため、ついに幼稚園への出入りを禁止されてしまいました。

「恥ずかしいからもうやめて!(涙)」

「あんな幼稚園やめたほうがいいわよ!」とA子の家までやってきて捲くし立てる姑。入園予定の幼稚園にそんな迷惑をかけるなんて……! A子は開いた口が塞がりません。

好き勝手する姑を諌めたのは、娘でした。
「おばあちゃんもうやめて! 恥ずかしいよ!」
幼い孫に泣きながらそんなことを言われ、やっと姑は入園式への参加を諦めたそうです。

まとめ

それからも姑は行事のために幼稚園に行こうとしましたが、出入り禁止になっていることに加えて娘本人も一貫して「おばあちゃんは来ないで!」と言い張るため、参加できていないそうです。

孫のお祝いの日に参加したい姑の気持ちもわかりますが、コロナ禍という状況を考えてクレームではなく相談のほうが良かったかもしれませんね。

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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