距離感を間違えると、痛い目にあうことも……。
今回は、知人女性の職場エピソードを紹介します!
画像: ftnews.jp
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仕事内容は楽しいものの……

知人女性は漫画好きなこともあり、漫画喫茶に勤務しています。
趣味と実益を活かし、楽しく仕事を行う知人女性でしたが、そんな彼女にも1つだけ悩みがありました。
なんでも、彼女の勤務している漫画喫茶の店長はワガママな性格で、お気に入りのSという女性店員ばかり可愛がっていたというのです。

傍若無人な店長

Sは格別、美人という訳ではありませんが、愛嬌溢れるチャーミングな女性でした。
知人女性によると、彼女は男心を掌握しており、男性を喜ばせる術を熟知していたということです。

店長はSに夢中になり、Sに気に入られたいが為に、Sばかりえこひいきしていたというから呆れてしまいますね。
Sだけボーナスが多かったり、シフト調整もSが最優先だったとのことですから、店長の溺愛ぶりが伺えます。

会社に不満があったこともあり、店長は退職したのですが、最終出勤日も店長は「S! 俺がいなくても泣くんじゃないぞ~」と彼女に言いました。
それだけ店長は「Sに必要とされてる」との自負があったのですね。

可愛さ余って憎さ百倍

退職後、暇を持て余した元店長はSに会いたいこともあり、頻繁に漫画喫茶を訪れました。
そして元店長はSに対し「こんな漫画を入れると良いよ!」などアドバイスを行いました。元店長からしてみれば、良かれと思ってした行動ですが、Sはそれに対し冷ややかなアクションを起こします。

「もう退職したんですから、余計なお節介ですよ」
今まで可愛がっていたSにそう言われショックを受けた元店長は、それから店には来なくなりました。

余程、Sに手の平を返されたことがショックだったのでしょう。
ちなみにSは現在、新店長と仲良くやっています。元店長もすこしかわいそうではありますね。

ftnコラムニスト:六条京子


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