「物」をねだるママ友のエピソードは多いけれど、その人の「技術」をねだるママ友も少なくないようです。ターゲットになりやすい職業の1つが美容師。執拗に狙われた知人のエピソードをご紹介します。
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元美容師と知るとママ友の目の色が変わった!

知人は元美容師の1児の母。妊娠を機に退職して、現在は専業主婦をしています。
ママ友と仕事の話になり元美容師だと伝えると、1人のママ友が「いいこと聞いた!」と目の色を変えました。
そこからクレクレ攻撃が始まったのです。

「タダで子どもの髪を切って!」

ママ友は「美容師なんだ、すごいね。今度子どもの髪を切って!」とクレクレ。
しかも「現役の美容師じゃないんだから、タダでいいよね?」とケチな要求もしてきました。

実は美容師には、この手の話はよくあるそうです。
「プロの美容師が使っているハサミがないからできない。ハサミは10万円近くするから簡単には買えない」と断ると、大半は諦めるのだとか。
ところが、ママ友はこの程度では引き下がりませんでした。
「それなら……」と、ハサミを使わないメニューをクレクレしてきたのです。

カラーをして! ヘアアレンジをして!

「ヘアカラーをして!」と、こちらもタダでおねだりしてくるママ友。
彼女は「薬剤がないから無理」とサクッとお断りしました。
「市販のカラー剤でも大丈夫だから」と謎の上から目線でクレクレしてきましたが、「市販のカラー剤は自分でできるように作られているでしょ」と相手にしませんでした。

またあるときは、 「結婚式呼ばれたからヘアアレンジをして! 私と子どもの両方お願いね!」とクレクレ。
「アレンジはヘアメイク担当がやってたから私はできない」ときっぱり拒否しました。

ママ友の驚きの捨て台詞

要求を却下され続けたキレたママ友は、驚きの台詞を吐きました。
「あれもできない、これもできないって、ちゃんと美容師として働いていたの!?」
「腕が鈍らないようにせっかく協力してあげているのに! 美容師に復職するとき、大変だよ?」と。

知人は心の中で「頼んでないわ!」と叫んだそうです。
現役ではないとはいえ、プロの技術を無料でねだるなんてセコい!
断られると相手のせいにするのも非常識すぎますね。
元々そこまで仲は良くなかったけれど、そのママ友とはガッチリと距離を置くことにしたそうです。

ftnコラムニスト:愉子


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