男女平等と言われる世の中になりましたが、まだまだ昔の価値感を持つ人も多いもの。今回ご紹介するのは「家事は女の仕事」と信じて疑わないモラハラ夫に立ち向かったAさんのお話です。女が家事をやらなければならないという古い価値観に黙って従わず、Aさんのように戦っていきましょう!
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

家事は女の仕事ってほんと? モヤモヤ

Aさんは結婚後も仕事を続け、共働き夫婦として暮らしています。職場が同じで尊敬できると思う男性を結婚相手に選んだはずでしたが、結婚生活の中でどうしてもモヤモヤすることがあるのです。

それは夫が「家事は女の仕事」と思っていること。

そんな風に思っている夫は、当然のごとく家事をしません。誰かが家事をやらなければ家庭は回らないのでAさんがやることになるのですが、いつもそのことにモヤモヤしてしまいます。

じゃあ男の仕事って何?

ある日、仕事を終えてご飯を作り、その夜ご飯の後の食器洗いをAさんがやっていた時。Aさんの堪忍袋の緒が切れました。夫はソファに寝そべってスマホをいじっており、家事は女の仕事だからと手伝おうともしません。

A「夫くんさぁ、家事は女の仕事だって言うけど、じゃあ男の仕事って何なの?」

夫「そ、それは外で稼いでくることだろ」

A「でも、私も稼いでるよね? じゃあ私は男の仕事も女の仕事もやらなくちゃいけないってこと?」

夫はしばらく黙り込んだ後で「ごめんなさい」と小さく一言だけ謝りました。

家事分担に成功

「家事は女の仕事」というのがおかしな考えであることを認めさせたAさん。夫にも少しずつ家事に参加してもらうことにしました。

これまでまったく家事をしてこなかった夫ですが、認識を改め家事を学ぶ姿勢を持ってくれたので、すぐに戦力として役立つようになってくれたのです。

これに喜んだAさん。今まで1人で家事をしなければならなかったことを思うと、随分暮らしやすくなりました。やっと協力して家庭を運営しているという気持ちにもなれたのです。

家庭運営に男も女もない

「家事は女の仕事」かつてはそんな時代があったのも事実。ですが、時代はどんどん移り変わるものです。もしアップデートできていないとしたら、パートナーは困ってしまうでしょう。

家庭を作り上げていくのに男も女もありません。お互いに助け合って、できることをやり、補い合っていく。そんな気持ちがあれば、家庭は円満になるのではないでしょうか。

納得できないことがあれば、Aさんたちのように話し合っていけるといいですね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.