夫のSNSに「女なのに毛深すぎ」「年相応のメイクしろよ」と書かれていた。それを見た妻は？

「今日も可愛いね！」

Bさんの夫の口癖、それは、「今日も可愛いね！」風呂上がりのすっぴん姿のBさんを見ても、だらしない部屋着姿のBさんを見ても、ネガティブな発言は一切せず、ありのままのBさんの姿を褒めてくれるのだそう。友人にその話をすると、「信じられない！」「今時そんな男いるんだ。」と絶賛の嵐。そんな夫のことがBさんも大好きで、夫が褒められるとBさんも鼻が高かったと言います。

共通の友人が知らせてくれた真実

ある日、数年ぶりに大学時代の友人Nさんとランチに出かけたBさん。実は、BさんとNさん、そしてBさんの夫は同じ大学出身だったのですが、つい最近、Bさんの夫とNさんが顔見知りであることがわかったのです。そんな折、Nさんから「久しぶりに会わない？」と声をかけられたBさん。ただのランチ会だと思っていたBさんでしたが、Nさんは何か言いたげでモジモジとしている様子。そして、「言おうかどうか迷ったんだけど...…。」そう言いながら、とあるSNSアカウントを見せてくれたのです。

夫の「裏アカ」、その投稿内容がヤバすぎた

「ん？何これ。」見せられたのは、風景ばかりが写っているSNSアカウント。最初は、BさんもNさんが何を言いたいのか分からなかったようです。しかし、投稿されている写真を見ていくと、あることに気づきます。「あれ？ここって、この前夫と一緒に行った場所じゃ...…あ、ここは先月の！」投稿されている写真全てが、Bさんが夫と出かけた場所の風景だったのです。写真は風景だけで、Bさんや夫の顔などは映されていませんでしたが、一連の投稿写真がそのアカウントが夫のものであることを裏付けていました。しかし、驚くべき点は、その投稿内容にあったのです。

「女なのに毛深すぎw」「年相応のメイクをしてくれw」

なんと投稿されていたのは全てBさんの陰口だったのです。人よりも体毛が濃いことを悩んでいたことや、年齢に合ったメイクのことで夫に相談していたBさんには、その投稿内容がBさんのことについて書かれていることにすぐに気付きました。そのアカウントは、鍵がかけられ、フォロワーも限定されていましたが、BさんとNさんに面識があることを知らなかった夫は、Nさんには投稿内容を公開していたのだと言います。

垣間見たのは夫の本性？その後...

「悪かった！エンタメのつもりだったんだ！」帰宅し、すぐに夫を問い詰めると、潔く非を認めた夫は素直にBさんに謝ってくれたのだそう。以前、嫁について愚痴った投稿がバズったことで、味を占めた夫はそれからそのような投稿を続けるようになったのだとか。事情を理解したBさんは、そのアカウントを削除させ、今度はBさんのことを褒める投稿をさせることで話がついたようです。

ftnコラムニスト：翠夏