「親しき中にも礼儀あり」と言いますが、このことわざのように振舞えない、残念な大人がいるのも事実です。
今回は、知人女性の困った親戚エピソードを紹介します!
画像: ftnews.jp
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常に上から目線の叔母

知人女性は、叔母のことが苦手でした。
母の実兄である叔父は、彼女のことを可愛がってくれていましたが、血のつながりのない叔母は常に彼女のことを見下していたそうです。
「姪ちゃんって、なんか地味よね」
「今のままだと、一生、結婚出来ないわよ~」
心無い言動に胸を痛める知人女性でしたが、叔母の指摘は当たらず、彼女は裕福な会社経営者と無事にゴールインしました。

従弟を雇えと無茶ぶり

知人女性の旦那さんは、お金持ちな上に性格も優しいスパダリで、彼女は幸せいっぱいの結婚生活を満喫していました。
そんなある日、知人女性の元へ急にアポ無しで、叔母が息子を連れてやって来ました。
ちなみにこの息子は、知人女性の従弟です。従弟は既に成人済みでしたが、大学卒業後、定職に就かずニートとなって既に5年の歳月が流れていました。
そして叔母は、知人女性にこんなことを言い出します。
「ねぇ、この会社でうちの息子を雇ってよ! 旦那さんの力を借りれば可能でしょ? もちろん、役員クラスの好条件でね!」

親戚中から愛想を尽かされ……

もちろん、例え叔母の頼みと言えど、そんな要求は飲めません。
ちなみに旦那さんの経営している会社はセールスの会社なので、尚更、コミュニケーション力が求められる職種です。ずっと家に引きこもっていた従弟が、急にその分野で働くことは難しいでしょう。
その点も踏まえて丁重に断ると、叔母は激怒しました。
「何よ! あんなに今まで面倒見てやったのに、薄情な女ね! このことを親戚中に言い触らしてやる!」
そう言って叔母は、親戚中に知人女性の悪口を吹聴しましたが、残念ながら同意は得られなかったようです。
それどころか、叔母の非常識な行動がひんしゅくを買い、親戚中から距離を置かれてしまったんだとか……。
叔母が自分を客観視しない限り、信頼を取り戻すことは難しそうですね。

ftnコラムニスト:六条京子


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