「嫁ちゃんが頼りなの」と【嫁の給料】をあてにして義両親が退職 → 仕送りをはっきり断ると

でかした息子！ 高収入の嫁ゲット

Aさんには小さな頃からの夢がありました。その夢を叶えるため勉強を頑張ってついに希望の仕事をすることに。そして、その勉強を支えてくれた大学の時の同級生と結婚することになりました。

結婚の挨拶の時には当然仕事の話にもなります。Aさんが仕事の話をすると義両親の目の色が変わったのがわかりました。

「へえ〜Aさんは高給取りなのねえ」

そう言う義母の顔は明らかにニヤついていて、Aさんは悪い予感がしていました。そして、その予感は的中することに。

義両親退職！「嫁子さん仕送りよろしく〜」

新婚生活を送るAさんの元に驚きの報告が飛び込んできたのは、結婚してからすぐのことでした。

義母：「嫁子さん！ 私達仕事辞めたから仕送りよろしくね〜」

当たり前のようにそう言う義母に対し、Aさんは驚いて言葉が出ません。ですが、Aさんが夢を叶えて高収入の仕事に就いたのは義両親を助けるためではありません。

Aさん：「病気で働けないならまだしも、義母さんはまだ元気ですよね？ 仕送りなんてするつもりありませんよ？ 早く新しい仕事見つけてくださいね」

はっきりとそう言い返します。この時、義両親はまだ50代。今から義両親の生活を支えることになれば、どれだけ長い間援助を続けなければならないのでしょうか。これから先、子供も欲しいAさんはできるだけお金を貯めておきたいのです。

私が悪いの……？「冷たい嫁ね！」

冷たい、人でなし、最低の嫁……。義母からはひどい言葉が浴びせられますが、なんと言われてもAさんは仕送りをするつもりなどありません。義両親には再就職してもらうしかないのです。

電話を切ったあともしつこく着信がありますが、無視して仕事に戻ります。その日、仕事を終えて家に帰ると夫が謝ってきました。

夫：「俺の親が失礼なことしてゴメン！」

義母はあのあと夫に電話をかけ、どれだけひどい嫁なのかを語ったようですが、夫はAさんの味方をしてくれました。当然、仕送りをする必要はないし、もう電話にも出なくていいと言ってくれました。

義両親のための仕事じゃありません

義両親には仕送りというとんでもな要求をされてしまったAさんですが、夫が味方となってくれたことで夫婦間にしこりを残すことはありませんでした。

これからも2人で支え合い、仲睦まじく暮らしていくつもりです。嫁の収入にたかってくる義両親ですから、これからもトラブルはありそうですが、この2人なら乗り越えていけそうですね。

ftnコラムニスト:安藤こげ茶