慰謝料という言葉は聞きなじみのある言葉ですし、多くの人はその意味を理解しているものですよね。しかしなかには、慰謝料の意味をまったく理解していない人もいます。そこで今回は知人から聞いた「自分が不倫したのに慰謝料をもらおうとする旦那の話」をご紹介します。
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旦那の不倫が発覚

主婦のAさんは激怒していました。というのも、旦那の不倫が発覚したからです。

「不倫するなんて最低!」

こんな言葉でAさんは旦那に罵詈雑言を浴びせます。

すると、最初は「ごめん」と言って反省していた旦那。しかしAさんの言葉に我慢できなくなったのでしょう。

「言いすぎだろ!」と反論してくるようになりました。

離婚が決定

「離婚よ! あんたなんかとはもう一緒にいられない!」とAさん。

「上等だよ! 勝手にしろ!」と旦那。

こんな言い合いの果てに、Aさんは旦那と離婚することを決意しました。

しかしそれだけでは怒りが収まらないAさん。そこで「慰謝料もしっかり払ってもらうからね!」と旦那に告げました。

すると、旦那がまさかの一言を発します。

「じゃあ、俺も慰謝料払ってもらうからな!」

慰謝料とは

意味のわからない言葉にAさんは「はぁ? あんたがもらえるわけないでしょ」と言います。

しかし旦那は「なんで男だと慰謝料もらえないんだよ! そんな不公平なことあるか!」と騒ぎ出す始末。

慰謝料とは、精神的苦痛を被った場合、加害者が支払うお金のことです。

つまりこの場合、不倫をした旦那がAさんに支払うお金のことを言います。

そのことをまったく理解していない旦那。そのため、Aさんは大声で叫びました。

「あんたが不倫したからだよ! 」

旦那は理解できず……

Aさんがそう言っても、旦那はまったくその意味を理解できていない様子。

「これ以上話してても無駄だ」と思ったAさんは、そのまま何も言わずに家を出ていきました。

その後、旦那は本当に慰謝料をもらおうと弁護士に相談したようですが、当然それは無理だと断られたようです。そしてAさんと旦那の離婚が正式に決定。Aさんは無事、旦那から慰謝料をもらえたそうです。

不倫しておいて慰謝料がもらえるはずなどありませんよね。不倫のご褒美があるとでも思ったのでしょうか。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ

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