一昔前なら妻が家のことを何でもして当たり前だったのかもしれません。でも、現代でもその価値感のままじゃ困ります。今回ご紹介するのは、出かける妻に「俺の飯は?」と聞いちゃっていた昭和脳夫の成長物語。いくつになっても人は成長できるんです!
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

「俺の飯は?」それ正気で言ってるの?

Cさんは結婚したばかりの29歳。一つ年上の夫との生活を楽しんでいました。料理の得意なAさんと掃除の得意な夫は、上手に家事を分担しながら仲良く暮らしていたのです。

ある日、Cさんに飲み会の予定が入りました。その予定を夫に告げると夫が言ったのは時代錯誤の驚くべき言葉でした。

「俺の飯は?」

確かに、料理の得意なAさんがいつも夜ご飯を作る担当でしたが、それは用事がない日だからであって用事のある時まで作るつもりはありません。

大人なら自分で何とかできるよね?

大の大人が妻が夜に出かけたくらいで、夜ご飯に困ってしまうなんておかしなことです。ここでCさんがご飯を用意して出かけることはお互いのためにならないし、今後も夜に出かける度に苦労する未来が見えるようです。

「冗談だよね? 大人なんだから夜ご飯くらい自分で何とかできるでしょ」

なるべく明るい雰囲気でCさんは夫に伝え、飲み会の日は何も準備せずに出かけることにしました。

飲み会当日、夫はご飯を食べられた?

そして飲み会の日がやってきてCさんは夜に家を不在にします。夫のことは少し心配になったものの、飲み会を全力で楽しんで帰宅。

夫はすでに寝ていましたが、キッチンを見ると料理をした様子が見られます。料理の苦手な夫なのに何かを作って食べたのでしょう。

Cさんは酔っていて気分が良かったこともあって、夫の成長を心から嬉しく思いました。

さらに成長を! がんばれ夫

次の日、Cさんは料理した夫を大げさに褒めます。

「夫くん、昨日料理したんだね! 苦手なのにすごい!! おかげですっごく飲み会楽しめたよ」

まんざらでもない様子の夫に続けて伝えます。

「片付けまでできたら完璧だったね! 飲み会から帰って片付けるの大変だからやってあると嬉しいな」

夫は「次はそこまでやってみるよ!」と宣言。妻の外出を乗り越えた今の夫を見ていると「俺の飯は?」なんて言っていた人と同一人物とは思えません。

結婚生活は一生をその人と過ごすということ。お互いが快適でいられるように成長を続けていきたいものですね。

ftnライター:安藤こげ茶

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.