【結婚前から、不倫していた夫】「浮気じゃなくて、本気なんだ」と言うのでムカつき相手の夫に手紙を…

夫の浮気発覚！ その反応は意外なものだった

Aさんは夫のスマホの通知画面を見てしまったことから、夫の浮気に気がつきます。ショックを受けたAさんでしたが、反省してくれるなら一度の浮気くらいは許そうと考えていました。

しかし、浮気をしていることを夫に告げると夫は反省するどころか開き直り、こう言ってきたのです。

「浮気じゃなくて本気なんだ……。もう限界だから別れてくれないか」

大ショック！「私、愛されていなかった……」

夫のことが好きだったAさんは、浮気ではなく本気という夫の言葉にショックを受けます。しかも、ペラペラと話し出した夫の言葉から、次々と知りたくもなかった事実が判明。

・彼女とはAさんと結婚する前からの関係だった
・彼女が既婚者で結婚できないからAさんと結婚した
・Aさんのことは愛しておらず彼女と同じ既婚者という立場を手に入れたかったから結婚しただけ

夫とは普通に恋愛結婚だと思っていたAさん。それなのに実は全く愛されてなどいなかったという事実は、Aさんを打ちのめします。

夫は別れることを望んでいましたが、どうするべきなのか考えることもできず、しばらく落ち込む日々が続きました。

「別れましょう」でも復讐はさせてもらいます

夫の告白から1週間くらいが過ぎた頃。Aさんはやっと自分のすべきことが見えてきました。意味のない結婚生活をこれ以上続けていてはいけない。夫と自分のために離婚をしようと決断したのです。

ですが、ただで別れるわけにはいきません。Aさんが気にかかっているのは彼女の夫のことです。彼の女の夫もAさん同様、騙されて結婚生活をしているのだとしたら可哀想でなりません。

彼女の夫に「あなたの妻は不倫をしています」と詳しい事情を書いた手紙を送りつけ、2人の悪事を知らせました。手紙を送ったその日に離婚届に判を押し、Aさんは夫と暮らしていた家を出ました。

スッキリはしたけど心の傷は深い

家を出てから3日後、夫から何度も電話やLINEが届きます。通知で確認したところ、Aさんの出した手紙のせいで揉めている様子でした。

ですが、そんなことは今のAさんには関係ないこと。夫とはもう連絡をとるつもりはありません。スッキリとした気分ではいましたが、夫との結婚生活はAさんに深い心の傷を残しました。

もう誰かと恋愛をしたり、誰かを信じられるとは思えません。人の心を壊してまでする本気の恋愛とやらは、本当に貫き通すべきものなのでしょうか。

ftnライター:安藤こげ茶