不倫したときの罰は、妻によってそれぞれ違うものですよね。そしてなかには、あまり聞いたことのない、特殊な罰を与えてくる妻もいます。そこで今回は知人から聞いた「特殊な罰を与えてくる妻の話」をご紹介します。
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妻に詰め寄られる

「不倫してるよね?」

Aさんはある日、妻からそんなことを言われてしまいます。

「してるなら、してるって言って」そんな言葉で詰め寄ってくる妻……。

そこでAさんは仕方なく、口を開きました。

「……ごめん」

妻の思わぬ一言

実はAさん、妻が言った通り、実際に不倫をしていたのです。

「離婚されても仕方ない……」

そう思ったAさんでしたが、そこで妻が思わぬことを言ってきました。

「じゃあ、罰を受けてね」

山奥に行くことに

それから数日後、Aさんは山奥にいました。そして目の前には大きな滝が……。

「不倫する人は邪気が溜まってるの。だから滝行して、身を清めてきて」

妻は不倫していたことがわかると、こんなことを言ってきました。そのためAさんはその日、滝行をすることになったのです。

実はAさんの妻は、ある宗教に心酔していました。その宗教の教えでは、不倫をする男性には邪気が溜まっているため、それを払わないとさらなる不幸が引き寄せられてしまうとのこと。

その邪気を払う方法こそが、滝行だったのです。

極寒の中、Aさんは滝の中に入っていきます。すると……。

全身を打ち付ける水の塊。水圧で息もできず、全身の感覚がなくなっていきます。その中でAさんはお経を唱え続けました。

そしてそれを何度か行い、なんとか滝行を終えたAさん。しかしそれで全てが終わりというわけではありませんでした。

終わらない罰

「滝行だけじゃ邪気は払えないよ」

家に帰ると、Aさんは妻からそんなことを言われます。そしてそれから1ヶ月間、毎日水風呂に入り、全身を塩で清めることになりました。

毎日、水風呂に入り、寒さに震えながらAさんは誓います。

「こんな目に合うなら、二度と不倫はしない!」

そして1ヶ月が経ち、Aさんはようやく妻からの許しをもらえたとのこと。今では不倫などする気配もなく、真面目に生活しているそうです。

不倫の罰としては、かなり特殊な内容ばかりでしたね。しかし心を入れ替えたことを考えれば、案外これもアリなのかもしれません。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ


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