人の物をなんでも欲しがるクレクレ体質の人、あなたの周りにもいませんか?こちらが好意であげるならいいのですが、中には「くれて当たり前!」と思っている図々しい人もいます。今回は筆者のママ友から聞いた、強烈なクレクレママのエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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誰からも親しまれていたママ

M美さん一家は転勤族で、4人の子どもがいます。

彼女は社交的なので、すぐにママたちに溶け込んでいきました。

PTAの活動にも積極的に参加して親しまれていたM美さんですが、実はのちにママたちの悩みの種になっていくのです。

クレクレママに豹変

M美さんは子どもたちに、スポーツ系の習い事をさせていました。
引っ越してきてすぐに、子どもたちを少年チームの練習に参加させたのですが……。

彼女は子どもそっちのけで、ママたちに「ユニホームのお下がりが欲しいんです!心当たりのある方いませんか?」と聞きまくっていました。

彼女のあまりの必死さに、ママたちがドン引きしてしまい全員から断られていました。

クレクレママの非常識な行動

M美さんの非常識な行動はエスカレートするばかり。
どこからか「Aくんが退部した」と聞きつければ、Aくんママにしつこくフニフォームやバット・グローブまでもらおうとします。

また引退する6年生の保護者には「Sちゃんのユニフォーム予約しまーす」ともらえることがさも当然のような態度をとってきます。

Sちゃんママが「娘の思い出だから譲る気はないの」と伝えると「下の子が使い終わったら、絶対に返すから大丈夫だよ」と見当違いなことを平気で言ってきます。

あまりのしつこさに、AくんママもSちゃんママも泣く泣く譲ったんだとか……。

一人っ子ママを見つければ「うちは4人も子どもがいるから家計が大変なんですぅ〜」と中学校の学ランや通学カバンなどを強引に譲ってもらおうとする始末です。

ママが子どもに恥をかかせていた!

しかしある時から、M美さんが急にクレクレ言わなくなったのです。

実は学校でM美さんの子どもたちが
「あんた、いつも〇〇ちゃんのお下がりだね」
「あんたの家、お金ないから何でももらおうとしてるんでしょ」
と同級生たちから言われていたというのです。

ある日、学校から帰宅した子どもがショックで大泣き。
夫からも「恥ずかしいから辞めろ」とはっきり言われてしまったそうです。

彼女はやっと、わが子に惨めな思いをさせていたことに気づき、クレクレママを卒業しました。

クレクレ体質の人は、物だけでなくこちらの「時間・お金・気力」も奪っていきます。クレクレママには常識が通用しません。もし出会ったら、毅然とした態度で接しましょうね。

ftnコラムニスト:広田あや子


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