嫌がらせをするような姑は、ある日越えてはいけない一線を越えてしまうことがあります。命に関わるような嫌がらせをしてくるのです。今回は、知人から聞いた「姑の嫌がらせで蔵に閉じ込められた話」をご紹介します。
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大嫌いな姑

知人の主婦、Aさんは姑のことが大嫌いでした。というのも、姑はAさんと会う度に、嫌がらせをしてくるからです。

嫌味を言ってくることはもちろん、わざと体当たりをするかのように体をぶつけてくることもあります。そのため、義実家に行くのが毎回憂鬱でした。

1人で義実家へ

そんなある日、Aさんは姑に呼び出され、1人で義実家に行きました。「草むしりを手伝え」と言われたのです。

渋々義実家に行き、草むしりをしていると、姑から「じゃあもういいから、あんたは蔵の整理をしなさい」と命令されました。

イライラしながら蔵に行き、片づけをするAさん。するとその時です。蔵の入り口の扉がバンッと閉められました。

「えっ? 」と思い、Aさんは扉を開けようとしますが、外側から何かひっかけられているのか、まったく開けることができません。

犯人は姑

「すいません! お義母さん! 」Aさんは何度もそう叫びますが、応答はありません。そこでAさんは察します。

扉を閉めたのは、間違いなく姑だ……。

Aさんはなんとか自力で扉を開けようとしますが、びくともしません。スマホも持っていなかったため、どうすることもできませんでした。

丸一日を過ごすことに

いつか姑が蔵から出してくれるだろうと思っていたAさん。しかし姑が扉を開ける気配はなく、Aさんは丸一日を蔵で過ごすことに……。

そして翌朝、扉の向こうから旦那の声が聞こえます。そこでAさんが声をあげると、旦那が扉を開け、なんとか救出してくれました。

「お義母さんが! お義母さんが! 」

Aさんは泣きながら旦那にそう伝えます。

すると姑が現れ「あら、そんなところにいたの? 言ってくれなきゃわかんないわよ」とヘラヘラしながら言いました。

いつも姑には何も言わない旦那。今日も同じだろうと思っていたのですが、さすがにAさんの命に関わるような嫌がらせに、見て見ぬふりはできなかったのでしょう。

「ふざけんな! 」姑に一喝しました。

それから旦那と姑は大喧嘩。そして最後に「もう二度とこんなとこには来ないし、嫁にも来させないからな! わかったな! 」と姑に宣言し、Aさんと旦那は家に帰りました。

実際に、Aさん夫婦はあれから一度も義実家に行っていません。電話があっても全て無視。ようやくAさんは平和な日々を取り戻せたのでした。

姑がやったことは、嫌がらせの域を完全に越えてますよね。そのまま発見されなければ、命にも関わるようなことなのですから……。こんなことをされてしまったら、距離を置くことも賢明だと思います。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ

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