結婚するときに、義両親の介護についても頭をよぎる人が多いかもしれません。でも、まさか義理のきょうだいの面倒まで見なければいけないことになるとは……。今回はそんな義実家問題に頭を悩ませているママ友Iさんのエピソードです。
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義両親の介護を覚悟するIさん

ママ友Iさんは、結婚する前から義両親の介護については覚悟していました。
相手が長男であることや、自分の母親も長男の嫁として義母の介護をしているところを目の当たりにしてきたので、それが当然のこととして育ってきていたのです。
なので、結婚が決まってからすぐに二世帯住宅も計画的に建てて、結婚式を迎える頃には家も完成し、義両親との同居がスタートしたのです!

義姉が実家に住み着いた!

義両親は結婚してすぐ同居がスタートしたことを嬉しく思う反面、せっかくの新婚時代を勿体無いと考えてくれて、二世帯住宅とは別の別邸を同じ敷地内に建ててくれたのです。幸いにも義父が地主で、土地は余っていたため、願ったり叶ったりな生活がスタートしました。
そんなこんなで、Iさん夫婦は別邸で過ごしていたのですが、半年も経たないうちになんだか本邸が騒がしいぞ? と思うようになったのです。チャイムを押しつつ家の中に入ると、そこには夫のお姉さんがいました。お姉さんは結婚して家を出たはずなのに、別居すると飛び出して実家に泣きつきに来たのです。
そして今の私たちの暮らしぶりを見て、「何これ、こっちのキッチンとか部屋とか、全然使ってないんじゃない。だったら私の別居のほとぼりが冷めるまで、私が住んでおくわよ! 」と言い出したのです!

新居を荒らしていく義姉に我慢の限界!

Iさんはてっきり、義両親たちのスペースに居座るのだと思っていました。そしたら、まさかの将来私たちが使う予定の居住スペースを使うというのです! 「え、ちょっと、それは……」と困った顔で夫を見たのに、夫は知らんぷり。義姉は「大丈夫よ♪ 綺麗に使うから! それにほら、家って使ってないとどんどん古くなって行っちゃうのよ~」と言い、義姉を止めることはできませんでした。

そして義姉が住み始めてから一年が経とうとしていた頃、Iさんは妊娠し出産間近なところまで来たので、居住スペースを本邸に移すことにしました。義姉に話をしに家に行くと、一年で驚くほどに汚されてしまったキッチンがそこにはありました……。もちろんトイレなども掃除した後は全く見られず。
Iさんはブチギレて、「ハウスクリーニングを呼ばないなら、ご主人に迎えに来てもらいます。」と断言したのでした。

その後、ハウスクリーニングをした本邸にIさん家族は住み、義姉はなんと、Iさんたちが暮らしていた離れの別邸に住み着くようになったのです。「私、一生ここに住もうかな〜♪ 」なんて言い出す義姉を横目に、(この人の面倒まで見なきゃいけないの!? )と背筋が凍ったIさんなのでした。

ftnコラムニスト:南さおり


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