クレクレママに物をあげ続けると、暴走してしまうこともあるものです。何でももらえると勝手に思い込み、泥棒同然のようなことをすることもあります。そこで今回は知人から聞いた「クレクレママが暴走した話」をご紹介します。
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ママ友がクレクレママだった

Aさんには、大きな悩みがありました。最初はイイ人だと思って仲良くなったママ友が、実は何でも欲しがるクレクレママだったのです。

そのママ友はAさんの家にやってきては、様々な物を欲しがります。Aさんが「それはちょっと……」と断る素振りを見せても、クレクレママは怯みません。

しつこく「ちょうだい! 」と言ってきて、結局はあげざるを得ない状況になってしまうのです。

いつもと様子が違う

そんなある日、またクレクレママが家にやってきました。しかしいつもとは様子が違います。

いつもは少し話すとすぐに「これいらないでしょ? 」と言ってくるのですが、その気配がまったくありません。

そして「くれくれ」と一度も言われることなく、その日は家に帰っていったのです。

「もしかしたら反省したのかもしれない」Aさんはそう期待していました。

物がなくなっている

「あれ? ない……」

ママ友が帰った後、Aさんはそうつぶやきながら、ある物を探していました。それは買ったばかりのタブレット。それがどこにもないのです。

そこで嫌な予感がします。そしてすぐにママ友に連絡してみたのですが、まさかの一言が返ってきました。

「あぁ、もらったよ? どうせいらないでしょ? 」

ママ友の暴走

Aさんがいつも色んな物をあげるからでしょう。ママ友は何でももらっていいものだと勝手に思い込み、無断でAさんの物を持ち去っていったのです。

これにはAさんも激怒。このまま見逃すわけにはいきません。そこですぐに警察を呼びました。

「ちょっと! ごめんなさいって! タブレット返すから! 」

事情を話すと、警察はすぐにママ友の家に行き、事実確認。そして事情聴取を受けることになったとき、ママ友はそんなことを言ってきたのですが、もう後の祭りです。

ママ友同士の揉めごとということもあり、警察に「被害届を出しますか? 穏便に済ませるという方法もありますが……」と言われました。

しかしAさんは許すつもりはなかったため、被害届を提出。見事ママ友は逮捕され、Aさんは平和な日々を取り戻したのです。

許可を取っているならまだしも、無断で物を持っていくのは完全な泥棒ですよね。警察沙汰にはならないと高をくくっていたのかもしれませんが、それほど甘い世の中ではありません。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ

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