バレンタインに義理チョコをたっぷりもらってきた会社員の夫。妻であるA子さんはその中から「大好きだよ♡ 」のメッセージカード付の本命チョコを見つけてしまいます。不倫相手からのチョコをうっかり義理チョコと混ぜて渡してしまったばっかりに不倫がバレてしまった夫は、いったいどうなるのでしょうか?
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「はい、これバレンタインでもらったやつ」その中身は……?

バレンタインの風習である義理チョコ。A子さんの夫も毎年バレンタインにはたくさんの義理チョコを抱えて帰ってきます。ですが、甘いものには興味がない夫はいつもA子さんにチョコを渡してくるのです。

「はい、これバレンタインでもらったやつ」

今年も夫は袋にまとめたチョコをA子さんに渡してきました。A子さんがその袋の中を確認していると、中に明らかに他とは違うきれいにラッピングされた、キレイな小箱がありました。

「え? これ本命じゃん」メッセージカード付チョコレート

小箱にはメッセージカードが挟まっており、A子さんはそれを開きます。すると中には「大好きだよ♡ いつもありがとう」の文字が。

ご丁寧に差出人の名前まで書いてあったので、A子さんはそのチョコによって夫が不倫していたこと、そしてその相手まで知ることができました。

「あなた、これなあに」夫に事情聴取

A子さんは夫に不倫のことを尋ねます。メッセージカードという言い逃れのできない証拠を突き付けられた夫はすぐに諦め、不倫の事実を認め謝ります。

会社の後輩と不倫関係にあったという夫。A子さんは夫が謝るだけでは許せそうにありません。夫が既婚者だと知りながら不倫をし、不用意にメッセージカードを送りつけてくる不倫相手にも制裁をくわえたいと考えたのです。

高くついたバレンタインチョコの代償

A子さんは夫の不倫相手に対し、相場よりも高い200万円の慰謝料を要求。その要求をのめば不倫のことは誰にも口外しないことを条件としました。

不倫相手はこれを了承し、A子さんには200万円の慰謝料が振り込まれました。A子さんは約束通り不倫を口外していませんが、2人が急によそよそしくなったことで、逆に職場では変な噂が立ってしまったようです。

既婚者との恋を楽しみバレンタインチョコを贈ってしまったばっかりに、お金も信用も失ってしまった不倫相手。不倫の恋を楽しむのなら、果たしてそのくらいの覚悟はあったのでしょうか?

ftnコラムニスト:安藤こげ茶

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