私は地方の小さなクリニックで働いていた看護師です。どこにでもいる気が強すぎる厄介おばさん、通称”お局”ですが、例にも漏れず私の職場にも存在していました。
これは、私がうざいお局を黙らせるためにしたことのお話です。

ことあるごとに嫌味を言ったりマウントを取ったりしてくるお局

看護師の職場はチームワークが命です。そのため、どれだけうざいお局にも関わらなければならない場面は出てきます。しかし私は面倒に巻き込まれたくないこともあり、あいさつだけはしっかりして出来るだけ関わらないようにしていました。

しかしそれがお局のお気に召さなかったようで、ことあるごとにセクハラやモラハラ紛いのことをされるように。
「あなた若いのにほうれい線がくっきりでかわいそう」「性格の悪さが顔に出てる」などの余計なお世話はしょっちゅうで、私は仕事が億劫に感じるほどでした。

趣味の日記に書き続けた

そんな私の趣味は、日記を書くことです。1日1ページの手帳を、その日あったことや思考を整理するのに使っています。文字に起こすことで、自分が何にイラついているのかなどを細かく分析できてスッキリするんです。

そして私は、毎日お局に言われたことを逐一日記に書きました。勤務が被る日は日記がとても長くなってしまうのが続きましたが、毎日イライラをリセットするには必要なことでした。

何と言われようが、お局に元気よく爽やかな挨拶をし続けることは継続。お局はその日の気分で挨拶を返したり、返さなかったりしていました。

我慢の限界!されたこと全てを突きつけた!

日記に書き始めてから約半年、飽きもせずその日もお局に挨拶をしたとき、こんなことを言われました。
「あなたみたいな性格の悪い彼女がいるせいで、彼氏の仕事のミスが続いてるんじゃないの?」

私の彼氏は職場恋愛なので同僚です。確かに彼氏は最近仕事のミスが続いていましたが、ミスをする前から長時間の残業や休日出勤が続いており、疲れが溜まっていたのでほとんど会っていません。

頭の隅でブチっと何かが切れる音がしました。
その翌日、私はこれまで日記に書いていたお局にされたことを全てワードで書き出し、直属の上司と人事の人に提出しました。日付けや時間、言われた内容まで全て正確で、5ページにも渡る資料に加え、モラハラ、パワハラをずっと受けていたためか自分自身も食欲がないなどの不調があること報告したのです。

結果お局は異動&減給に

すぐにお局は異動になり、一緒に働かずに済むようになりました。私が作成した資料は結局本人にも見せて事実確認をしたそうです。
逐一記録をしていたことについては、上司に「あんた、怖いよ」と冗談まじりで言われました。
自分の性格の悪さや頑固さは自覚していますが、間違ったことをしたとは思いません。スッキリして、今は楽しく働くことができています。

ftnコラムニスト:うしさん

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