子供の頃から「かわいくない」と言われ続けてた女性が、あることをきっかけに白鳥へと進化する!
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罵り続けられた幼少期

物心ついた時から家族から「醜い」「可愛くない」「バカだ」などと、罵られて来たA子。自尊心という概念も全く浮かばないくらい彼女の心は荒れ果てていたと言います。誰かに「あなたは可愛いよ」と言われも、それを信じることができず、「どうせお世辞なんだろう」と全員に対して思うほどだったそうです。

きっとこんな私を誰も愛してくれない…

「そんな私だったから、出来るだけ目立たないように生きて行くつもりだった。誰の目にも止まらないように、誰にも触れられないように、誰にも蔑まれないようにと、身を小さくして生きていた」と言います。
当時のA子は「こんな私じゃ、誰にも愛されない」と思っていたのだとか。

私の中で起こったミラクル!

ところがある日、彼女が働いていた居酒屋で馴染みの客が「お姉ちゃん、彼氏はいるのかい?」と声をかけてきたんだそうです。彼女はおどおどしながら「いえ…」と言って苦笑いしていると、客は「もし良かったら、うちの息子、紹介するかい?」と言われたんだそう。でも自分に自信がないA子はその提案を断ったのでした。
しかしその客は別の日に息子を連れて来店。背は低めだけど、ハーフ顔で超イケメン。どこかでモデルやアイドルをやっていても不思議ではないくらいの美形だったと言います。

大丈夫、私は私だ!

その親子は何度も彼女が働いている店に通い、ある日、客に「もし良かったら今度、息子とデートしてやってくれないかな?」と言われたんだそうです。冗談だろうと思ってた彼女は「はい、今度…」と答えたと言います。ところがそれは冗談ではなかったらしく、話がどんどん勝手に進んで行き、いよいよデートすることになってしまったのだとか。それがきっかけで暫くして交際がスタートしたのだと言います。
「そしてある時、思ったんです。こんな素敵な人でも私の事を好いてくれている。この人のために私は努力して可愛くになりたい!私は私、大丈夫、きっと綺麗になれる!」

白鳥となって羽ばたけ!

それからというもの、A子は彼のために綺麗になる努力を怠らなかったと言います。ずっと下を向いて生きて来たせいで、すっかり忘れてしまった笑顔を取り戻すために、何度も何度も鏡を見て笑顔の練習をし、時々、そんな自分が滑稽に見えて自然と笑いがこみあげて来たりもしたんだそうです。
「彼と別れる頃には『本物の笑顔』を手に入れていたのだと思う。それからの私の人生は本当に素晴らしいものとなりました。あれから何十年も経ったけど、未だに「笑顔が素敵」と言われる度に、ちょっと勝ち誇った気分になる」と語ってくれました。

ftnコラムニスト:アッキーム


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