クリスマス前のおもちゃ屋さんは、一年で一番忙しい繁忙期に入ります。今回はクリスマスシーズンのおもちゃ屋さんのバイトで遭遇したクレームやドン引きエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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トレカで怒鳴り散らすおじさん

最近のおもちゃの売上の大半を占めるのが、トレーディングカードです。ゲームやアニメなどさまざまなトレーディングカードが毎週のように発売されていて、発売当日には何十人も開店前に並ぶようなことも。さらにメルカリやラクマなどのフリマサイトで転売するために購入する転売屋も数多く存在していて、毎回同じ顔触れが並んでいるといったこともありました。

そんな中、カードを購入したというおじさんがレジにやってきて、いきなり怒鳴りだしました。何事かと思っていたら、並んで購入したカードの中にレアカードが一枚も入っていない!と開封したカードを何十枚もカバンから取り出し喚き出したんです。

一応お客様なのでレジ担当者も最初は控えめに対応していましたが、埒が明かずに店長を呼べと大声で怒鳴りだしたおじさん。結局店長が出てきて一時間以上対応し、なんとかなだめて帰ってもらっていました。

おもちゃ売り場で良いカードが出ないと怒鳴るおじさんを見て、従業員一同なんとも言えない気持ちになりました。

ラッピングにこだわるおばさん

おもちゃ屋ではプレゼント包装をやっているんですが、クリスマスシーズン前はクリスマス柄の包装を無料でサービスしていました。
ただでさえお客さんが多く、レジも商品の陳列も接客もあるので忙しくしている中、ラッピングにやけにこだわるおばさんがいました。
トミカの四角い箱を無料ラッピングという依頼で、手早く仕上げてお渡し完了。

すると、折り目のしわが気に入らないと言われやり直し。
次はセロハンテープの位置が気に入らないと再度クレームをつけられ、それではと有料のラッピング袋をおすすめしましたが「ラッピングにお金を払う気はない」と言われる始末。

レジには長蛇の列ができ、本当に対応している時間がなかったので「無料サービスですのでこれ以上は勘弁してください」とラッピング用紙一式をお渡ししてお引き取りいただきました。
無料サービスなので限界を理解してほしかったです…。

まとめ

最近では“カスタマーハラスメント”など、クレーマーに対して世間の見方も厳しくなってきました。
行き過ぎた要望や言いがかりには、毅然とした態度をとることも必要かもしれませんね。

ftnコラムニスト:karira


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