忘年会などのお酒を伴う場面で酔いすぎると、取り返しのつかない事態になってしまうことも…。今回は、記憶をなくすほど酔っぱらってしまってやらかしたという泥酔エピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

会社の忘年会で飲み過ぎた後輩

会社の後輩のA子は、中途入社組の中でもひときわ目を引く美人。
どちらかというと控えめで真面目な性格で、営業の仕事をサポートしながら経理も兼任するような仕事のできる女の子でした。
仕事終わりに食事や飲み会に誘ってもほとんど来ることもなく、彼女のプライベートを知る同僚はほとんどいませんでした。

しかし会社を挙げての忘年会が開催されることになり、全員参加のためA子も参加することに。
忘年会当日は、A子と話してみたいけど話せなかったという他部署の人達も集まり大盛り上がり。
どんどんお酒が進んでいくうちにA子は酔ってしまったようでした。

酔って別人のように話し出すA子

場が盛り上がってくるとだんだん恋愛関係の話をする流れになっていき、それぞれの恋バナで盛り上がっていきました。
それまで会社の時と同じように控えめに笑って話を聞いていたA子ですが、自分の順番が回ってくるとグラスのビールを一気飲みし、人が変わったように話し始めたんです。

なんでも現在付き合っている彼氏がいるけれど、忙しくてなかなか会ってもらえず悩んでいると。
その場にいた男性陣はここぞとばかりに「そんな男なんかやめて俺にしよう!」と盛り上がりましたが、彼女の放った一言に凍り付きました。

A子の彼氏は他部署の上司だった

「でも〇〇さんのことが大好きだから別れられない!」
なんとA子の彼氏というのは隣の部署の部長だったんです。
しかもあろうことか奥さんも子どももいて、社内の人間には家庭を大切にする理想の上司と言われているような上司でした。

A子はそのまま酔いつぶれ、A子を囲んでいた男性社員の何人かは飲んだ勢いで上司に詰め寄って行くというカオスな状況に。
最終的には人事部長とその上司が消えてその場は収まったんですが、A子と部長の不倫は社内に知れ渡ってしまいざわついたままお開きになりました。

何も覚えていないA子

翌日いつものように出社したA子。もちろん周りは昨晩のことでそわそわしていたんですが、A子は普段と変わらず淡々と仕事をこなしていました。すぐに人事部長の呼び出しを受けて会議室へ行き、きつめのお叱りを受けたA子は泣きながら更衣室へ。
後で聞いた話では、忘年会での記憶が途中からなくなっていたそうで、上司との不倫も話した覚えがなかったそうです。

会社に知れ渡ってしまったのでさすがに別れることになり、それからしばらくしてA子は退社してしまいました。

まとめ

忘年会などはいつもの飲み会よりも羽目を外してしまいがちですが、自分で限界を決めておかないととんでもない失敗をしてしまうこともあります。
とくに、人には言えない恋愛や秘密を抱えているときは、より慎重になったほうがいいかもしれませんね。

ftnコラムニスト:karira

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.