二股はもちろん良くないことですが、どうせ二股をかけるならバレないようにするべき。バレないように気を付けていたはずなのに、意外なきっかけで二股がバレてしまったYさんの誕生日に起きた悲劇をご紹介しましょう。
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本命彼氏と、浮気相手との二股生活

Yさんはスタイル抜群の美人。それゆえに男性からはモテモテで、お誘いも多いようです。そんなYさんにはある秘密がありました。

それは、結婚を考えている本命の彼氏がいるのとは別に、リッチな既婚の浮気相手もいるということ。Yさんはどちらにもバレないようにこっそりと二股生活をしていたのです。

本命彼氏は仕事が忙しく、Yさんの仕事がお休みである土日の片方しか会えないことがほとんど。しかし浮気相手は自営業でスケジュールに自由が利くので、平日夜や彼氏と会わない土日の空いた日に会っていました。

クリスマスなどはどちらもプレゼントをくれるので、イブと25日とそれぞれと逢っていました。誕生日も当日と前日でそれぞれ別(本命と浮気相手)の人と会う、という二重生活をもう数年続けていたそうです。

クリスマスの悲劇

ある年の誕生日、その悲劇は起きました。その年は彼氏が誕生日当日、その前日を浮気相手と過ごして誕生日当日の朝から彼氏と会う約束をしていました。

「プレゼントありがとう!」
前日にデートした浮気相手の男性はYさんにハイブランドのバッグをプレゼントしてくれて、豪華なディナーをとってからYさんをタクシーで自宅マンションまで送り届けました。
「あ、ちょっとコーヒー飲んでく?」
Yさんは浮気相手の男性を部屋に招きました。いつもはあまり部屋に上げることはないのですが、ちょっとお酒を飲んでいたので、気分が高揚していたそうです。
「そうしようかな、ありがとう」
浮気相手の男性がYさんの腰に手をまわし、2人はいかにも仲睦まじい様子でマンションのエレベーターを上がり、Yさんの部屋へ。
「あれ…?」
Yさんは自分の部屋の前に、1人の男性が立っているのに気づきました。

部屋の前にいたのは…

「ウソ、どうして!?」
花束とプレゼントが入っているらしき紙袋を持って立っていたその男性は、なんとYさんの本命彼氏。
「おい、どういうことだよ?」
彼氏はぴったりとくっついているYさんと浮気相手を見て声を上げました。
「これは…その……」
Yさんが言い訳を考えていると、浮気相手の男性が何かを察したのかすっと手を離しました。
「面倒ごとはごめんだよ、じゃあね」
軽く手を振り、去っていく浮気相手。残されたYさんと本命彼氏。とりあえずYさんの部屋に入って話をすることに。

なんと彼氏はサプライズでYさんと誕生日当日の午前0時を祝うために、ずっと部屋の前で待っていたのだそうです。
「帰ってこないと思ったら、まさか他に男がいたなんてな」
Yさんは泣きながら謝罪しましたが、彼氏は何も聞きたくないと冷たく言い捨てて部屋を出て行ったそうです。

その後、本命彼氏と浮気相手の両方とも連絡が取れなくなってしまったとのこと。二股はどちらの心も傷つけてしまう行為であると深く反省したそうです。

ftnコラムニスト:緑子


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