義母にとって孫は可愛くて仕方のない存在と思いきや、なかにはそうではない人もいます。そこで今回は「孫を気持ち悪いと言う姑の話」をご紹介します。

孫を嫌う姑

知人のAさんには、可愛い1人息子がいます。Aさんにとって息子は、かけがえのない存在です。しかし、姑にとっては違いました。

Aさんの姑は孫を連れて行くと「気持ち悪い!」「子供は汚い!」と暴言を吐きます。そして虫を避けるかのように、しっしっと息子を遠ざけるのです。

態度の変わらない姑

息子はいつもそんなことを言われ、しょんぼりしてしまいます。義父は息子を可愛がってくれ、だからこそ義父母の家に遊びに行くのですが、なぜか義母はいつもそんな態度を取ってくるのです。

「このままでは息子があまりにもかわいそう」そう思い、Aさんも軽く「もう少し可愛がってあげてください」と言ったことがあるのですが、義母は聞く耳を持ちません。

どうやら義母にとって孫は、ただの他人の息子でしかないようでした。

事件が起こる

旦那もそのことを問題視しており、義母に軽く言ってもらったことがあるのですが、やはり態度は変わりません。そのため、どうすることもできなかったのです。

しかしある日、その状況が変わります。相変わらず息子に暴言を吐く義母に、息子が反論したのです。

「うるさい!クソババア!」

どこで覚えたのか、息子はそんな言葉を義母に言ってしまいました。

しかし当然のように義母は激怒。そしてあろうことか、息子に向かって雑誌を投げつけたのです。

意外な人物が声を上げる!

大泣きする息子。それを見てさらに怒る義母。義母をたしなめる義父。その場は地獄絵図のような状態となりました。しかしそこで意外な人が声をあげます。

「何やってんだ!ふざけんな!」

旦那です。言葉だけならまだ我慢できた旦那も、暴力を働いた義母には我慢できかったよう。そして、

「今度こんなことしたら、仕送り止めるからな!わかったか!」

と言ってくれました。

その言葉を聞き、言葉を失う義母。義父母は仕送りがなくなれば生活できない状態ですので、反論などできるはずがありません。

結局、その日をきっかけに義母の態度は急変。孫に優しくなったどころか、孫にまったく反論しなくなり、言うことを全て聞くようになりました。

子供に暴言を吐くなんて、とんでもない姑ですよね。ようやくその暴言から解放されたようで良かったです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ


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