マッチングアプリの普及により、最近では既婚者でも不特定多数の異性と出会うことが簡単になっていますよね。
今回はアプリで出会った数人の男性と不倫三昧の日々を送っていたOさんのお話です。
画像: ftnews.jp
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暇つぶしで始めたアプリで

Oさんは旦那さんと2人暮らしの専業主婦。旦那さんの仕事は激務で、深夜に帰ってくるのは当たり前。出張も多く、休日出勤することもあるほどだったそうです。

旦那さんがあまり家にいることがないので暇を持て余したOさんは、たまたまネット広告で見かけたマッチングアプリで話し相手を探すことにしました。

本当に最初は話し相手を見つけるだけのつもりだったのですが、男性会員が多く、女性会員の少ないマッチングアプリで沢山の男性からアプローチを受けることになり、モテているような気分になってしまったOさん。

いつしかアプリにのめり込み、そこで知り合った数人の男性と関係を持つようになってしまいました。

4人の彼氏

Oさんが主に会っていた男性は4人。年下でかわいい20代男性をはじめ、時間の自由が利く営業マンの30代男性、身体の相性が合う40代男性、パパ的な役割のリッチな50代男性と年代も様々だったそうです。
「そんなに何人もと付き合ってて大丈夫なの?」と友人に言われたOさん。
「大丈夫!みんなに本名も住んでるとこも言ってないし。それに旦那は仕事ばっかりで私に興味ないもん」と答え、不倫三昧の日々を謳歌していました。

Oさんは4人の男性全員に既婚者であることを隠し、サービス業に従事していることにして、旦那さんの休みである土日を避けた平日に日替わりで4人の男性と会っていました。さらに暇ができればアプリをして適当に遊べる相手を補充するなど、なかなか奔放な遊び方をしていたそうです。

突然の食事会

そんなある日、旦那さんが珍しく休みの日に家で食事会を開きたいと言い出しました。
「食事会?誰が来るの?」
「学生時代の友人が4人来るよ」
「そうなんだ、じゃあ何かケータリング頼もうか?」
「そうだね、君に任せるよ」
Oさんはピザやパスタ、サラダなどのケータリングを頼み、テーブルもセッティングして旦那さんの友人が来るのを待っていました。

「あ、着いたみたいだ」
インターホンが鳴り、旦那さんは玄関に友人を迎えに行きました。そして、ぞろぞろと4人の男性がOさん宅のリビングに入ってきました。

「え、ウソ…!なんで?」
Oさんの自宅リビングに現れたのは、なんとOさんの浮気相手の男性たち。あわててその場から逃げようとするOさんの腕を、旦那さんが掴んで離しませんでした。

「逃げないで話し合おう、みんなで」
旦那さんはにこやかにそう言って、4人の男性とOさんを席に着かせました。
「皆さんのことは、もう全て調べています」
気まずすぎる空気の中、旦那さんは興信所の調査報告書やそれぞれの男性とホテルに入る証拠写真を、テーブルの上に並べられた料理の上に広げました。
「結婚してるって知らなかったよ」
ひとりの男性が言い、他の男性もうんうんと頷きました。

「…ごめんなさい…寂しかったの」
しゅんと肩を落として、涙を見せるOさん。
「にしても4人は多すぎるよ…」
旦那さんは悲しそうに言って、記入済の離婚届をOさんに渡しました。

その後Oさんは弁解の余地もなく離婚をすることに。もちろん4人の男性たちも、慰謝料を請求されることを恐れてOさんのもとから去っていったそうです。
暇つぶしで始めたアプリから離婚という最悪の結末になってしまったOさん。旦那さんが忙しくて寂しいからといって、他の人でそれを埋めようとしてはいけませんね。

ftnコラムニスト:緑子

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