お正月といえば、多くの人にとって幸せな時間ですよね。しかしそんな日に最悪なことをしでかす人も存在します。そこで今回は「お正月で親戚一同集まる中で義母がまさかの行動を取った話」をご紹介します。
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お正月の恒例行事

知人のAさんは、旦那と子供2人を持つ主婦です。そんなAさん家族は毎年、お正月には義父母の家に行くというのが恒例行事でした。親戚みんなで集まり、新年を祝うのです。

その年のお正月も家族で義父母の家に行き、子供たちにお年玉をあげ、おせちを食べ、お酒を飲みながら楽しい時間を過ごしていました。しかしそんな楽しいお正月に事件が起こります。

事件が起こる

楽しい一日を過ごし、夕方になった頃、親戚の子供が騒ぎ出します。

「あれ?お年玉がない」

最初は「どこかに置き忘れたんじゃないの?」とみんなで笑っていたのですが、なかなか見つかりません。すると別の親戚の子も「私もない!」と言い出し、Aさんの子供2人も「ない!」と騒ぎ出したのです。

犯人探しが始まる

これだけみんなのお年玉がなくなるというのは、異常ですよね。正直、Aさんは「親戚の子供の中の誰かがやったのだろう」と思っていました。

するとそこで「あ、あった!」と声が上がります。

そこにみんなで集まると、ゴミ箱の中に大量のポチ袋が。当然、中身は全て抜き取られている状態でした。

しかしそれにより、犯人があぶりだされることになります。なぜならそのゴミ箱は、義父母の部屋にあるゴミ箱だったからです。

犯人はまさかの…

「ごめんなさい!」もう隠せないと踏んだのか、犯人がみんなの前で謝罪してきます。なんと犯人は義母でした。

Aさんたちもドン引きでしたが、もっと引いていたのは子供たち。まさか自分たちのおばあちゃんが泥棒だったというのは、トラウマレベルの事件ですよね。

話を聞くと、どうやら義母は投資詐欺に引っかかり、かなりの借金を背負ってしまったようです。だからといって、子供たちのお年玉を盗んで良いわけではありませんが、泣いて謝る姿は見ていられず、許してあげるしかありませんでした。

とはいえ、子供たちにとっては一年の一番の楽しみを奪おうとした相手。それからお正月に義父母の家に集まるという恒例行事はなくなってしまったそうです。

どんな事情があっても、子供たちからすればお年玉を盗む人間はとんでもない悪党ですよね。可愛い孫から嫌われてしまったというのはかわいそうですが、自業自得です。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ

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