クリスマスを不倫相手の家で過ごすとなれば、不倫している側は楽しくて仕方ありません。しかしそれが妻にバレていたとしたら…。今回は「不倫相手の家に行ったら妻からのプレゼントが届いた話」をご紹介します。
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クリスマスは不倫相手と…

知人のAさんは、妻と子供がいる既婚者。しかし実は、妻に隠れてこっそり付き合っている女性がいました。

そんな不倫相手から「どうしてもクリスマスは一緒に過ごしたい」と言われてしまったAさん。本当は家族と過ごす予定でしたが、急遽仕事が入ったことにして、なんとかクリスマスの予定を空けたのです。

突然の出来事

クリスマス当日、Aさんは不倫相手の部屋で楽しく過ごしていました。シャンパンをあけ、不倫相手と乾杯したのですが、その瞬間のことです。

ドンドンドンドンドン!

玄関が激しくノックされます。あまりにも激しいノックにビクッと跳ね上がるAさんと不倫相手。

しーんと静まり返った室内で「えっ?何?」「イタズラ?」と2人で会話します。

恐怖のプレゼント

それからしばらく待ってみても、それ以上玄関がノックされることはありませんでした。そして2人でそっと玄関を開けます。

するとそこには、クリスマスプレゼント用の箱が置いてありました。

恐怖を感じながらも、箱を空ける2人。そこに入っていたものは、Aさんと不倫相手がキスしている写真。そして真っ赤なスプレーで染められたクマのぬいぐるみだったのです。

家に帰るとおかしなことが…

こんなことをする相手は妻しか考えられませんでした。バレていないと思っていたのですが、実は全て知られていたのでしょう。妻はおそらく、Aさんが持っていた不倫相手の家の鍵から合鍵を作り、マンション内に入って玄関の前にこれを置いたのです。

もう不倫相手のことになどかまっていられないAさん。急いで家に帰りました。

「あら早かったのね。おかえりなさい」

家に帰ると、妻はこう声をかけてきました。まるで何もなかったかのような態度。

「あの…悪かった」とAさん。

「何が?」と妻。

「いやだから」と不倫のことを謝罪しようとしたAさんでしたが、「それよりもご飯はどうする?」と遮られてしまいました。

その態度を見て、「もしかしたらあのプレゼントは妻からのものではなかったのかもしれない」と思い直したAさん。しかし何気なくゴミ箱を見て驚愕します。そこには、真っ赤なスプレーで染まった新聞紙が捨ててあったからです。

やはりあのプレゼントは妻からのもので間違いありませんでした。しかしとぼける妻に、自分から不倫の話をすることはできません。そして結局Aさんは、今でもその話ができないまま妻と一緒に暮らしているそうです。

まさかの手段で不倫の制裁を与えに来た妻。こんな恐怖を味わうくらいなら、最初から不倫などするべきではありませんね。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ

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