「育児をするメンズ」のことをイクメンと呼びますが、イクメンのつもりでいるけど実際にはほとんど育児なんてしていない旦那も存在します。そこで今回は「自分をイクメンだと思い込む旦那の話」をご紹介します。
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子供が生まれたばかりのAさん

Aさんには生まれたばかりの娘がいます。夜泣きにミルクと、まだまだ育児が忙しい時期ですのでかなりストレスが溜まっていました。

旦那といえば、娘をお風呂に入れるということだけはやってくれるのですが、それ以外のことは何もやってくれません。娘が夜泣きして、それに気づいているのに寝ているフリをするなど、育児には非協力的です。

育児はほとんどワンオペ状態

旦那がほとんど育児をしてくれずストレスが溜まっていたものの、Aさんは「こんなものか」とどこか諦めていました。

そのため、旦那にそれ以上強制はせず、全て一人で育児を行っていたのです。しかし、どうしても許せないことが起こります。

義父母が家に訪れる

ある日、義父母が孫の顔を見るために家に訪れたときのこと。談笑していたときに育児の話になりました。そこで義母が「あんた、ちゃんと育児手伝ってるの?」と旦那に聞きます。

Aさんとしては「よくぞ言ってくれた」という気持ちでした。これで義母から「もう少し手伝わないと」と苦言を呈してもらえると思ったのです。しかし旦那からまさかの一言が…。

「当たり前だろ!俺イクメンだから!」

キレてしまうAさん

呆気に取られるAさん。どうやら旦那は、自分は娘をお風呂に入れているからイクメンだと思っているようなのです。

親に見栄を張っているわけではなく、旦那は本気で自分をイクメンだと思っている。そのことにがわかった瞬間、Aさんはキレてしまいました。

「お風呂いれただけでイクメンになるわけないでしょ!」

「育児は一つじゃないの!イクメンだって言うならもっと手伝いなさいよ!」

義父母の前で、旦那をそう怒鳴りつけてしまったのです。

気まずい雰囲気が漂い、義父母も苦笑い。「やってしまった」という思いがあったため、Aさんは何とかそれを冗談だということにして、その場を乗り切りました。

しかし、その効果はかなりあったのだそう。その日から旦那が様々な育児を手伝ってくれるようになったらしいのです。Aさんも「言ってみるものだ」と言っていました。

きつめに怒ることで旦那が育児に協力的になったのであれば、結果オーライですね。その勢いで家事も手伝って欲しいものです。

ftnコラムニスト:ふくろうクジラ


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