赤ちゃんのお世話をしていると、よだれや食べこぼしにおむつの取り替えなど汚れはつきものです。いくらきれい好きだからと言っても、可愛い赤ちゃんのためならそんなことには構わずに面倒を見られると思うのですが…。今回は、潔癖症過ぎる姑のちょっと引いちゃうエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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潔癖症過ぎる義母

これは友人から聞いた話です。

私の友人A子は、交際一年で子どもを授かり急遽籍を入れることになりました。
結婚の挨拶で初めて旦那さんの実家を訪れたとき、まるでモデルルームのような生活感のない部屋に驚いたそうです。
部屋の中に余分なものは置かず、どこをみても掃除が行き届いていてピカピカ。大雑把な性格のA子の部屋とは違いすぎていました。

旦那さんに聞いてみると、義母はかなりの潔癖症ということでした。

出産後、初めて義実家へ訪問

里帰り出産を無事に終えたA子は、一か月検診を過ぎたころに義実家へ訪問することになりました。両家にとって初孫になる赤ちゃん。A子の実家では両親や姉妹みんなでお世話を手伝ってくれて、赤ちゃんにもA子にも愛情をたっぷり注いでくれたそうです。

里帰り出産のためまだ孫に会えていない義両親にも早く会わせてあげようと思い訪問すると、予想よりもテンション低めの義母に迎えられました。

完全防備の義母

リビングで初対面となる赤ちゃんをお披露目することになり、義父は写真を撮ったり恐る恐る抱っこをしてくれるなど緊張しながらもとても喜んでくれました。

一方義母も「可愛いわね~」と抱っこをしますが、赤ちゃんが義母の服に母乳を吐き戻してしまうと思わず「汚い!」と耳を疑うような一言。
潔癖症故につい出てしまった一言だとは思いましたが、さすがにショックを受けたA子。

その後すぐに着替えて割烹着を身に付けて登場した義母は、おむつ替えのときは使い捨て手袋を装着するなど完全防備だったそうです。

その後

旦那さんによると義母の潔癖症は年々ひどくなっているそうで、旦那さんが小さなころもきれい好きだったけれど、ここまでひどくはなかったそうです。

赤ちゃんは可愛がってくれてお世話もしてくれるけれど、常にゴム手袋や汚れ対策をされた状態なので、まるで汚いものを扱っているかのように感じてしまうようになったA子。
次第に義実家へ行くのを渋るようになり、隣町に住んでいるにも関わらず年に数回しか会うこともなくなったそうです。

母親にとって一番大事な我が子にこんな扱いをされると、さすがの義母でも許せませんね。
子どもと自分の心を守るために、苦手な人とすこし距離を置くことも必要ですね。

ftnコラムニスト:karira

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