「長男が家を継ぎ、必ず跡取りを残すべき」このような考えは昔のことと思いがちですが、現在でも存在するようです。今回は、跡取りを残せない嫁である自分に代わって、まさかの人物が子作りに名乗りでたという衝撃のエピソードをご紹介します。
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跡取りがどうしてもほしい義両親

夫は先祖代々続く名家の長男。義実家は田舎だということもあり、知らない人は誰もいないほど広く立派な屋敷でした。

そして私たち夫婦になかなか子供が出来ないことに腹を立てていた義両親。「跡取りを作ってもらわないと困る!お前は嫁失格だ!」などと事あるごとに嫌味を言われ、心苦しい思いをしていました。

妹「私ならすぐ産めますよ」

親戚が集まった際も、義両親の跡取り話は尽きることはありません。それを聞いた妹が姑に「私ならすぐ産めますよ」と衝撃の一言。私は開いた口が塞がりませんでした。

これに対し姑は「あら、ぜひ妹さんにお願いしたいわ〜」と言い、若くて可愛い妹に夫もまんざらではない様子。私の両親は他界しているので、反対する人は誰もいませんでした。

妹に夫をくれてやった!

子供のころから私のものを全て欲しがっていた妹。名家の長男である夫と結婚した時も、面白くなさそうな顔をしてたっけ…。妹が子作り宣言をしてから、夫は完全に妹へ気持ちを持っていかれてしまいました。

嫁いびりや妹による略奪で、精神的にボロボロになった私。離婚を選択し、一人で遠方に引っ越すことにしました。その後、妹が夫の子供を妊娠し、二人は結婚。悔しいけれど、執拗な嫁いびりと名家の嫁というプレッシャーから解放されて、スッキリしたのが本音です。

名家の長男の嫁となれば、家のお手伝いや将来の介護など想像以上に大変なもの。跡取りを残すことで頭がいっぱいな義両親の元で、妹さんの幸せが長く続くかどうかは分かりませんね。

ftnコラムニスト:はぴまる


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