産後すぐ元通りに体を動かせるママなんて、そうそういません!なのに、新生児期を終えると途端に親戚が押しかけたり、孫に会わせろと行ったり、、、散々な思いをしたHさんの産後エピソードを聞いてきました!
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年末に産後1ヶ月を迎えるHさん

12月の頭に出産をしたHさんは、産後1ヶ月を過ぎるからと、年始は義実家に行くことになってしまいました。本当だったら産後3ヶ月くらいは自宅か自分の実家に居たかったのに、内孫であり初孫でもあったからどうしても義両親に会わせに行きたいという夫がどうしても折れてくれませんでした。なので、「私は子供のお世話以外、絶対に何もしなくていいなら、義実家に行ってもいい」と約束をして、年末に夫が車を運転して、義実家へ行くことになりました。

でも、待ち受けていたのは、とんでもないトリプルパンチだったのです。

義母からは「産後1ヶ月ならお手伝いしてちょーだい」

年末年始を義実家で過ごすことになったHさんは、ただでさえ慣れない赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱい!しかも義実家という慣れない環境での産後すぐの育児は相当ストレスでした。それなのに、義母は「もうこのくらいから動いておかないと、後で体が大変よ~!もう1ヶ月経ってるんだから、年越しのお手伝いしてちょーだいね!」と、まさかのお手伝い要請が!夫にはあれだけ「何もしないことが条件!」と口酸っぱく言ったのに、夫は(ゴメンゴメン!)とジェスチャーしながら、「俺がやるから!」と言って、ちょっと手伝ってはすぐ携帯ゲームを始める有様。自分の身の回りくらいは掃除や片付けをしておこうとHさんが動き出そうものなら、「あら、やっぱり動けるじゃない。怠けてるだけね。」と吐き捨てる義母。

義父は「昔は授乳も産後の楽しみだったんだがね~」

赤ちゃんに授乳を済ませ、お昼寝中にリビングに行くと義父がソファーに座っていました。「おや、孫はミルクなのかい?」とHさんが手に持つ空の哺乳瓶を見て義父が言いました。「母乳とミルクを半々であげています~」と答えると、「ほぉ~そうかい、昔は授乳もリビングで堂々とやってるのが当たり前だったもんでね~。授乳の風景も産後の楽しみだったんだがね~」とサラッと凄いことを言ったのです!え!?リビングでみんながいる前で母乳を飲ませろっていうの!?昔の人はそうだったかもしれないけど、他人の、ましてや義父の前でだなんて絶対に嫌だ!!と背筋がゾワッとする思いをしました。

義姉は「あら、子供産んでも太ったままなのね」

そして独身を謳歌している義姉が本当に嫌味しか言わないような人。結婚式の時ですら、「あら、今時って結婚式前にダイエットとかしないのね~」とポロッと言う始末。Hさんは細身ではないものの確実に義姉よりは痩せている体型なのに、いつも体型をいじってくるから本当に嫌っていました。そして案の定、年始に実家にきた義姉は産後すぐのHさんを見て「あら!双子の片割れはまだお腹にいるの~!?笑」と笑いながら言ってきたのです。いつものこととは思いつつも、産後でナイーブになっているHさんには、堪忍袋の尾が切れる確実な引き金となりました。

Hさんはその場で、「私、子供と一緒に先に帰ります。失礼します。」と言い、車に子供を乗せてHさんの実家に帰ったそうです。産後初の運転かつ生後間もない赤ちゃんとの二人きりの運転でしたが、そんなことよりも早く義実家を去りたい気持ちが勝って、無事実家にたどり着いてのんびりと残りのお正月休みを過ごし、1ヶ月ほど実家にお世話になったそうです。

ftnコラムニスト:南さおり

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