最近人妻の不倫が増えているそうですが、自分が勝手に友人の不倫のアリバイに使われていることも多いといいます。
今回は友人の不倫のアリバイに手を貸してしまったおかげでもっと面倒なことに巻き込まれてしまった女性、Aさんのお話です。
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友人から突然の告白

Aさんの友人女性はパート先でも評判のアラフォー美人ママ。職場が一緒なのと年齢が近いので、2人はよく一緒に出掛けたり、たまにはお互い旦那に子どもを任せて飲みに行ったり、家族ぐるみで仲良くしていました。
ある日いつもと同じように2人で飲みに出かけた際、急に友人女性が深刻そうな顔で打ち明けたそうです。
「実は明日、〇〇さんと2人で会いたいって言われてて…私もちょっといいなって思ってたんだよね。ねえ、明日もAちゃんと出かけるってことにしていい?」
〇〇さんはパート先の社員で、まだ20代の若い男性。パートのおばちゃんみんなのアイドル的存在でした。

断れずに不倫の片棒を担ぐことに

「え、そうなの?アリバイってことだよね?旦那さんにバレない?」
Aさんは驚きつつも、親しい仲間のお願いだから断れずにいました。
「Aちゃんと出かけるなら許してくれるから!ねえ、お願い!」
友人に熱心に頼まれ、Aさんは渋々引き受けることに。ただ名前を貸すだけだからまあいいか、と楽天的に考えていたところもあったそうです。
「でも深入りしちゃダメだよ、旦那さんも子どももいるのに」
「うん…わかってる」
友人女性にそう言い含めて、その日は解散。Aさんは翌日、家族で実家に帰る予定だったので、友人の旦那さんに出くわすことはないだろうと安心していました。

友人の旦那とバッタリ!

そして翌日。自宅から車で15分程度の実家に帰省していたAさん。友人からは〇〇さんとのデートの楽しそうな写真が送られてきていて、「やっぱ美人は既婚でもモテるんだな」なんて思っていました。
「ちょっとコンビニで支払いしてきてくれない?お母さんやり方がわからなくて」
そう母親に頼まれ、Aさんはひとり車で実家近くのコンビニへ。すると…。
「Aちゃん!なんでここに?」
そう声をかけられて振り向くと、そこには今日デートを楽しんでいる友人の旦那さんが。ヤバい!と思いながら恐る恐る尋ねました。
「え…旦那さんこそどうして?」
「今日急に仕事になったから、子どもを親に預けて来たんだよ」
そういえば友人の旦那さんの職場はこの近くだったと気づいたAさん。血の気が引いていくのを感じました。

浮気の片棒を担いだ代償は…

「…やっぱあいつ浮気してんだな」
悔しそうな表情を浮かべる、友人の旦那さん。どうやらこれが初めてではない様子。
「Aちゃんも知ってたんだろ!?なんで平気で不倫に協力できるんだよ!」
友人の旦那さんはAさんの腕を掴み、引きずるようにしてコンビニから出ました。
「もう許せねえ。あいつも、あいつに協力したAちゃんも!」
友人の旦那さんのかなり激昂した様子に、Aさんは何も言えないまま旦那さんの車に押し込められました。
「浮気に協力したなら同罪だからな!代わりにAちゃんが俺と付き合え!!!」
「…はあ?なんでよ!」
「平気で浮気できるんだろ!?だからアリバイ協力なんかできるんだ!」
「ちょっと、やめて!」
無理矢理キスをしてこようとする友人の旦那さんを突き飛ばし、Aさんは慌てて車から降り、自分の車に乗り込みました。

もうアリバイ協力はコリゴリ

Aさんは猛スピードでその場から去り、友人に「もうアリバイ協力しないから」とだけLINEをしてブロック。
その足でパート先に出向き、パートを辞めることを伝えました。
もう軽々しく人の浮気の片棒なんて担いじゃいけない、そう心に決めたそうです。

ftnコラムニスト:緑子


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