産前産後のトラブルは、しこりが残りやすいです。とくに、嫁にとって義理の親から受けた仕打ちは決して忘れません!今回は産後に姑の災難にあった友人をご紹介します。
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産後の嫁に気遣いができない姑

Aちゃんが、第一子を出産した直後に事件がおきます。

産院には、両親と兄弟・夫と義理の両親がきてくれました。

産後で疲れ切っているAちゃんを労ったあとは、すぐに自宅に帰ったAちゃん家族。

一方でなかなか帰らずに、赤ちゃんの写真をとり続ける義理の両親たち。

ひとしきり赤ちゃんを楽しんだあと、帰り際に姑が「明日は親戚の〇〇家といっしょにくるね!」と言い残し部屋をでていきます。

初孫お披露目ツアーを計画

次の日から、とんでもないことになります。

2日目は親戚一行・3日目は義理の両親が住む地区のおばさまたちを連れてきたのです。

連れてくる人数も増え、3日目にはミニバスをチャーターしてきたそうです。

さすがに勘弁してくれと思ったAさん。

夫から、姑に面会を辞めるよう伝えてもらいました。

すると、姑から「明日が最後だからお願い!もうみんなに連絡してるの」と驚きの一言が返ってきたのです。

なんと姑は、親戚や趣味の友だちのために、初孫お披露目ツアーを計画していたのです。

大声で産院を練り歩く姑一行

赤ちゃんの顔をみたらすぐに帰るという約束で迎えた4日目。

この日は、姑の趣味のお友だち一行が8人ほどやってきたそう。

Aさんはご挨拶をすませると、少しだけ赤ちゃんをみせ、すぐに個室にもどったそうです。

しかし姑たちはそのまま大人しく帰るわけもなく、産院見学をスタート!

新生児室の前にやってくると、生まれたばかりの赤ちゃんに大興奮のおばさまたち。

「可愛いわね〜」

「うちの孫もこんなにかわいかったのよ〜」

「うちなんて息子全然結婚する気ないから、一生孫見れないかも〜」

など大声でしゃべり出します。

助産師さんが一喝

Aさんの個室まで聞こえる姑一行の大声。

するとみかねた助産師さんが

「赤ちゃんは見せ物じゃありません!ここは動物園じゃないんです。迷惑ですよ!」

と一喝。

助産師さんの迫力に押された姑たちは

「すみません。はしゃぎすぎました」

と小声で謝り、そそくさと産院を出ていったそうです。

姑は初孫の誕生がうれしくてたまらなかったのでしょう。

誰でも舞い上がってしまって、周りが見えなくなってしまう経験はありますよね。

こんなときこそ、自分のことだけでなく相手や周囲の人たちの気持ちを思いやれる人が大人です。

どんなときでも、大人の振る舞いができる人でありたいですね。

ftnコラムニスト:広田あや子


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