子どもが学校に通い始めると、担任と保護者による懇談会がおこなわれます。今回は、小学校の懇談会で家庭の事情を暴露しだしたヤバいママさんをご紹介します。
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超優秀なAくん

筆者の甥っ子が小学生だったころ、同級生にとても優秀な男の子Aくんがいました。

テストで100点は当たり前。

運動神経もよく、運動会は毎年リレー選手に選ばれます。

合唱コンクールではプロのような見事なピアノ伴奏を披露。

図工で描いた絵はいつも入賞していました。

学業だけでなく芸術の才能もある、神童とよぶにふさわしい子どもでした。

懇談会をブチ壊すAくんママ

5年生になったころから、Aくんは学校を休みがちになります。

それから1年がたったころ、先生とクラスの保護者による懇談会が行われました。

保護者からは、あと半年で小学校生活がおわる寂しさや先生へのお礼の言葉をつたえる、

そんなあたたかい雰囲気を一気に壊したのが、Aくんのママだったのです。

彼女は「うちの息子は5年生になってから、急に家庭内で汚い言葉を使うようになりました。

最近ではわたしを殴ってくるんです。

きのうはドアを殴って…」

と息子の家庭での様子をしゃべり出したのです。

聞いてもいないのに家庭事情をしゃべりだし…

てっきり反抗期に入った息子に手を焼いているというオチだと思いながら聞いていた、先生とママさんたち。

しかしAくんのママの話は意外な方向に進みます。

「最近は夫の女遊びがひどくて、家にも寄り付かなくなったんです…」

急に、夫の素行の悪さまで告白してきたのです。

聞きたくもない話を延々とつづけた挙句

「これは全部、学校のせいです!」と締めくくりました。

この発言には、先生もママさんたちも意味が分からず固まってしまったそう。

勝手に暴露して号泣するママ

息子を優等生に育てるために、教育ママだったAさん。

その反動で息子も家庭で暴れ、夫もそんな母息子の様子に嫌気をさして外で女をつくって遊んでいるんだろう。

誰もがそう思いながらも黙って聞いていたそう。

やっと話がおわったと思い彼女をみると、うつむいたまま泣いているではありませんか!

これには、ママさんたちも苦笑いだったそうです。

結局、彼女が罵倒した担任に背中をさすられながらAさんは応接室につれていかれました。

懇談会をぶち壊したAくんママ。

正直、かわいそうを通り越して哀れな女ですよね。

彼女も追い込まれて、どうしようもなかったのでしょう。

しかしどう考えても、懇談会でぶちまける話ではありません。

子育てや夫婦関係で悩んでいる人は、Aくんママのようになる前にしかるべき場所に相談してくださいね。

ftnコラムニスト:広田あや子

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