不倫している内は、いくらだって自分を偽ることが出来ます。
どれだけ不倫相手が華麗なスペックを主張しようとも、それが真実かどうかは分かりません。
今回は、略奪婚に夢破れた女性を紹介しましょう!
画像: ftnews.jp
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バリキャリ女性の野心

知り合いに、製薬会社勤務の30代美女がいます。
彼女は薬剤師の資格を活かして、会社でも優秀なセールスマンとして活躍していました。
「そんなに魅力的なのに、彼氏はいないの?」と質問すると、驚愕の答えが返ってきました。
「もちろん、いるわよ!相手は、総合病院の院長なの!今は奥さんがいるけれど、いずれ離婚するって言っているわ!私はいずれ、リッチな院長夫人になるのよ!」
不倫について、意気揚々と語る彼女にドン引きしましたが、その頃、彼女は本気でした。
なんでも、不倫相手とは5年の付き合いだといいます。

院長夫人から電話が...

不倫関係を楽しみつつも、なかなか離婚してくれない院長にヤキモキする彼女に、とうとう天誅が下りました。
ある日、見慣れない番号からスマホに着信があったので、出て見ると、相手は不倫相手の奥方だったのです!
奥方は院長夫人らしく、上品かつ落ち着いた口ぶりで、恐ろしい事実を淡々と述べました。
「あなたと夫のことは、興信所で調査済みです。慰謝料も請求するので、そのつもりで」
院長夫人の言葉に、冷や汗を流す彼女でしたが、同時に「これで、院長は私のもの!」という期待もありました。
残念ながら、その期待は叶わないのですけれども。

実は入り婿の院長

院長に「不倫関係が露呈したことだし、今度こそ結婚しましょう!」と切り出す彼女でしたが、院長は首を縦には振りません。
それどころか、彼女にいきなり別れとカミングアウトを切り出したのです!
「すまない!実は俺、入り婿なんだ!だから、妻の方が圧倒的に強いし、歯向かえない!これから、小遣いも全て妻に管理されるから、もう俺に金と自由はないんだよ!」
これを聞いて、彼女は頭が真っ白になりました。リッチで権力を持っていると思った不倫相手ですが、実際は院長夫人の尻に敷かれていたのです。
多額の慰謝料を支払い、彼女は綺麗サッパリ院長とも縁を切りました。
夢破れた彼女は、失った青春の日々を惜しみながら、もぬけの殻のように過ごしています。

ftnコラムニスト:六条京子

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