今では、パワハラやマタハラなどのいじめや嫌がらせなどは許されないといった社会になっていますが、少し前までは当たり前のように行われていました。今回は、友人が経験した今では考えられないようなパワハラ上司の話をご紹介します。
画像: ftnews.jp
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絵にかいたようなパワハラ上司

隣の部署の部長は、今では絶対に訴えられるような絵にかいたようなパワハラ上司でした。
なにか気に入らないことがあれば部下を自分のデスクに呼びつけて怒鳴り散らすので、営業はいつもビクビクして仕事をするような状態。

ただ、大口の契約をとったり新規事業を成功させるなど仕事はできるので、社長をはじめ役員など上司の評判はよく、誰も注意する人はいませんでした。

耐えられず何人も退職

とにかく口が悪く、部下が歯向かわないのをいいことにいつも言いたい放題でした。
会議室など人目に付かない場所で注意するなど気を遣う様子もなく、あえて社員がデスクに揃っている状態で呼びつけてダラダラと説教が始まるので、聞いているこちらも病みそうになるほど。

ターゲットになった部下はストレスで食事もできず眠れずで痩せていったり、心を病んで会社に来なくなり気付けば自主退職しているなんてザラでした。
それに対して「あいつは根性がない」と笑うような最低な上司でした。

可愛い女はなんでもOK

男性にはあたりが強いですが、可愛い女性にはとことん甘く、契約が取れず成績が悪くてもお咎めなし。
女性社員は男性社員が怒鳴られているのを見ているので、いかにそのパワハラ上司に取り入るかの争いがおこり、その部署内の雰囲気は最悪でした。
可愛い女子社員をランチや飲みに誘うことも多く、対応の差が激しすぎるところも嫌われる原因でした。

勘違いして転職

自分に相当な自信があったその部長は、ある時急に同業他社へ転職すると言って退職しました。
ただ、仕事はできても人として受け入れてもらえるわけがなく、すぐに問題を起こしてクビになったそうです。
それ以降は同じ業界で彼の話を聞くことはなくなったので、どこか違う業界へ逃げたという噂です。

まとめ

以前は本当にこんなパワハラ上司がたくさんいました。
今は、ハラスメントがあれば相談したりダメだと声に出せる環境に変化していて、いい時代になって良かったなと思います。

ftnコラムニスト:karira

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