母親なら誰でも多かれ少なかれ「理想の育児」はありますよね。でもその通りにできるかどうかと言ったらなかなか難しいのが現実です。それでも自分なりに頑張って育児をしている時、姑からプレッシャーのかかる手紙をもらったら……?!
今回は姑からの【脅迫レター】に追い詰められた経験のある筆者の同級生A子に話を聞きました。
画像: ftnews.jp
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初めての育児に四苦八苦

A子はもともと真面目な性格で、妊娠中から「事前に勉強しておきたい!」と育児書を熟読するほど子育てに熱意を持っていました。
ミルクではなく母乳で、規則正しい生活リズムでよく寝る子に育てて、おもちゃは知育系で揃えて……そんな理想を持っていたA子ですが、いざ出産すると予想外のことばかり!

母乳は出ない、生活リズムを整えようとしても寝ないし夜泣きする、知育系のおもちゃには興味を示さない……などなど、思い描いていた育児とは全く違う現実に落ち込んでいたそうです。

姑からのプレゼントにはいつも【脅迫レター】が添えられていて……?!

A子を追い詰めたもう1つの要因は、姑からの【脅迫レター】でした。
姑はしょっちゅうおもちゃや絵本を送ってくれたのですが、そのたびに長い手紙が添えられていたんです。

「朝は早めに起きておひさまの光を浴びさせてね!」
「毎日お散歩に行って、お空やお花や鳥さんを見せて、色んな刺激を与えてあげましょう♡」
「とにかくママも笑顔で!ママがいつも無表情だと子どもも暗い子になりますよ」

……などなど。言っていることは確かに正しいのかもしれませんが、日々育児に追われるA子はまるでそれができていない自分のことを責められているような気分になり、【脅迫レター】としか思えなくなっていました……。

完璧なママにはなれない!

さらに、手紙だけではなく姑からは毎日のように電話が!
子どもがちょっとでも泣くと「ママとの信頼関係が上手くいってないから赤ちゃんが不安なんじゃない?」と責められたり、離乳食をあまり食べないと言うと「ママが愛情をたっぷり注いで作ったものなら食べるはず」と言われたり……。

ついにA子のメンタルは限界に。何もしていないのに涙が出てきたり、食欲がなくなったり、育児ノイローゼ気味になってしまったそうです。

夫と実母の言葉に救われ……

そんなA子の様子を見かねた夫は、ようやく姑に「いいかげんにしてくれ!」とストップをかけてくれました。
何が悪いのか分からない姑は最初は怒っていましたが、「善意だとしても人を傷つけることもあるんだよ!」と言われ、次第に大人しくなっていったそうです。

また、A子の実母が「子どもなんて泣くのが仕事だし、生きてりゃOKよ!(笑)」と明るく接してくれたことにも救われ、A子は少しずつ落ち着きを取り戻していきました。

まとめ

赤ちゃんを育てる母親のメンタルはとても不安定です。たとえ親族でも、良かれと思って言ったことが母親を追い詰めてしまうことにもなりかねません。余計なことは言わず見守るようにしましょう!

ftnコラムニスト:藍沢ゆきの


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