これで仕事辞めました！「あぁ痛いよ！」と聞こえる霊の声。転職した先で起きた「心霊現象」の数々とは？

転職して良かった！！そう思ったのは最初だけだった…！

看護師として働いているＰさん。転職先の病院は、病院全体の雰囲気や人間関係も良く、お給料も比較的高め。当たりの病院だ！と喜んで働いていましたが、そう思えていたのは最初だけ…。

お金を貯めたいと思っていたＰさんは、夜勤手当てがあるのでシフトも夜勤を多く希望。他のスタッフは「夜勤人手足りてないから助かる～！」と大喜び。すると同僚から「よくそんなに夜勤入れるね。怖くないの？」と…。

恐怖の連続！誰もいないはずなのに…！

最初の恐怖体験は、3人体制の夜勤で一人は見回り、一人は休憩に入っていた時のこと。一人ナースステーションで書類作業をしていると、突然個室からナースコールが鳴り響きました。びっくりするＰさん…。なぜなら、その部屋は誰も入っていない空き部屋だったのです。恐る恐る見に行くと…部屋の中には誰もいませんでした。早足でナースステーションに戻ると、休憩から戻ってきた先輩が。今あった出来事を話すと「あー…。あそこの部屋ね。よくあるよ。」と渋い顔。

さらに別の日、夜勤中の休憩に入るタイミングで１階の自販機まで行くことにしたそう。Ｐさんがいるのは病棟の5階だったのですが…。ボタンを押していないのに、エレベーターが４，３，２階の全てで止まったのです。ドアが開くたびに、蛍光灯の「ジー…」という音が聞こえて、恐怖で仕方なかったそう。

もう無理…！ついに心を砕かれた恐怖すぎる出来事…！

その日はナースステーション前を誰かが横切るのが見えたので、患者様が起きてきたのかな？と廊下に出たところ、足音が聞こえたそう。足音の方へ行くと、そこはトイレ前で行き止まり。するとトイレを流す音と「あぁ…痛い…」という声が聞こえたので、「大丈夫ですか？」と声掛けするも返事が無い…。大変だ！と、トイレの中まで急いで覗きに行きました。…が、そこには誰もおらず。なんと女子トイレにも男子トイレにも、誰も居なかったのです…！あまりの恐怖に走っちゃいけない廊下を全力疾走したそう。

そんな恐怖体験の連続で、ついに心が折れてしまったＰさん。師長に夜勤を減らしてほしいと相談するも、実は同じような体験をしている人が多く、皆夜勤に入りたがらないそう…。入社してすぐＰさんが夜勤を希望して、皆が喜んだ理由が初めて分かったそうです…。

結局Ｐさんはその病院を半年足らずで退職することに。お給料もスタッフ達も良かっただけに、あの心霊体験さえなければ…！とかなり悔やんでいました。

まとめ

今は別の病院で働いているＰさんですが、夜勤に入るとあの恐怖体験を思い出してしまうので、極力夜勤は入らないようにされてるそうです…。

看護師さんたちはみんな口を揃えて言います。「本当に怖いのは生きてる人間だからね！(笑)」ま、間違いない…。それでも極力、心霊体験はご遠慮願いたい。(汗)

ftnコラムニスト：Yukky111