ママ友トラブルはよく聞く話ですが、警察や弁護士が動くような事態まで発展するようなことは早々起こりません。でも、実際に裁判沙汰になってしまい、どちらも退園になってしまった幼稚園のママ友の話を聞いて、「そんなことってあるの?!」と驚愕してしまいました。そんなママ友たちのお騒がせエピソードをお伝えします。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

幼稚園に通う地元の2大セレブ

都内の某幼稚園では、23区の中でも「そこそこセレブ」が住んでいる地域があるそうで、Bさんの子供が通う幼稚園には、そこそこセレブな家族が2家族いました。どちらも同程度のセレブ具合で、お互いちょっとしたライバル意識があるのかな?と傍目で見ていても分かるほど。でも実は蓋を開けてみればバチバチにライバル視し合っていたのです。同じクラスになった時には、送り迎えでの挨拶からママ同士のファッションのマウント合戦はもちろん、習い事も一緒のようで、子供の出来具合でも敵対心を燃やしていました。

トラブル発生!まるで漫画のような嫌がらせ合戦

ある日、そんなセレブママXさんの子供がクラスのグループ分けで一瞬だけひとりぼっちになってしまったことがありました。教室内でその日のうちに問題は解決したのですが、子供たちからの伝達で事の次第を知ったXさんは早速担任の先生に抗議。それを同じタイミングでお迎えに来ていたセレブママYさんは「◯◯ちゃんの振る舞い方が悪かったって聞いてますよ~先生はお気になさらないでくださいね~」と発言したことでお互いに火がついてしまいました。それからのXさんとYさんの争いは泥沼化。何十件も無言電話の嫌がらせに始まり、Xさんの家の玄関の前に知らないゴミ袋が置かれていたり、Yさんの家の前には鳥の死骸が送られてきたりと、まさに漫画に描かれているかのような事態になってしまったのです。

ついに、裁判へ!そして退園勧告

とうとう弁護士を交えた裁判沙汰にまで発展してしまいました。どちらも言い分は譲れないそうで、幼稚園の先生たちにまで裁判での証人としての出廷願いが出たり、先生たちも鬱々とした状態でした。そして園長先生も、ここまで大ごとになってしまっては園としても見過ごすわけにはいかないとなり、両家は退園勧告を受けてしまったのです。最初はどちらのママも不当だとゴネていたのですが、「ならば裁判をやめにして話し合いで解決してください。そうでないならば退園です。」と園長が断固としていたので、お互い退園を選んだようです。

え、そこは話し合いで解決するんじゃないの?!と普通なら思ったのですが、もうどうにも引けない状態になってしまったようで、親の意地には困ったものだなぁと傍観するしかなかったようです。もちろん、退園後も裁判は続いていたそうです。

ftnコラムニスト:南さおり


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.