世の中には、人を利用してくる困った輩がいますよね。
今回は、先輩ライターの体験談をお届けします。
画像: ftnews.jp
ftnews.jp

先輩は売れっ子ライター

先輩は二児の母をしながら、たくさんの仕事をこなすバリバリのキャリアウーマンです。
お子さんは2人とも保育園に通っていて、先輩もママ友ネットワークを築き上げていました。
ママ友たちは、先輩の作品を読んで「面白い!頑張ってね!」と暖かいエールを送ってくれたのです。
こうして良い出会いにも恵まれましたが、同時に困ったママ友もいました。

図々しいママ友K

Kというママ友は、先輩の作品を1度も読んだことがないのに、こんな提案をしてきました。
「売れっ子ライターなら、秘書が必要よね?私もお金欲しいし、秘書になってあげる!」これを聞いて、先輩は絶句しました。
Kは社会人経験皆無のまま、現在は専業主婦をしているのですが、そんな彼女に到底、秘書が務まるとは思えません。
せめて、先輩の作品のファンであるならまだしも、ただお金目当てにこんな提案をしてくるなんて、あまりにも図々しいです。
先輩は、Kの言葉に困りながらも、笑ってスルーしました。

理不尽にキレてくる姿に唖然...

とはいえ、先輩が多忙を極めていたのは事実です。
そして、先輩は審査の結果、1人女性秘書を雇うこととなりました。彼女は先輩の大ファンで、作品愛も強く、経理にも強い女性でした。
優秀な秘書に出会い、更に仕事スピードを加速させる先輩でしたが、Kはこれに対してブチ切れてきたというから驚きです。Kは先輩に、怒りながら電話してきたそうです。
「私の方が先に秘書になるって言っていたのに!友達を裏切るなんて最低ね!ただじゃおかないから!」
こんな風に、受話器越しに罵声を浴びせられて、先輩はKの異常性に恐怖していました。

迷惑行為で、警察介入!

Kの嫌がらせ電話は、連日続きました。だんだんと内容が酷くなっていったので、先輩はその内容を録音して、警察に相談しました。
こうして警察が直接介入して、Kは旦那さんからも厳しく叱られました。こうして、Kもさすがに反省したのです。
Kは現在、旦那さんに「そんなに金が欲しかったら働け!」と言われて、人生初のパートデビューを果たしました。ワガママな彼女も、仕事場で絞られ、徐々にですが社会性を身に付けていっているそうです。
働くことがどれだけ大変なのか、Kも良い勉強になりましたね!

ftnコラムニスト:六条京子

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.