結婚したらどうしても逃れられない、義実家とのお付き合い。愛する人の両親だけど、所詮は他人。考え方が異なっているのが普通ですが、あまり細かいところまでは口を出されたくありませんよね。今回は、よく言えば節約家の義母さんに悩まされているエピソードを紹介します。
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なんでも手作り!料理上手なのはわかったけど・・・

「夫と結婚して6年になります。1年前に義実家から徒歩5分の距離に家を建てたので、義実家との交流が頻繁になったのです。

離れた場所に住んでいるときから知ってはいましたが、義母は料理をするのが好きな人で、味噌や梅干しなど、なんでも手作りしていました。

フリーペーパー等を見て、お店の料理っぽく作るのも好きなようで、よくデザートなどを盛りつけて『〇〇のに似てるでしょ~?』と言っていました。

それだけなら『手間をかけていてすごいな』と思うのですが、問題はそれを私にも強要することです。」

外食したと知ったらチクチク嫌味をいう

「わが家は共働きなので、週末くらいは・・・と外食していたのですが、丁度出かけているときに義母がわが家のインターホンを鳴らしていたのです。

戻ってから気づき、外食していた事を伝えると、『どこに行ったの?何を食べたの?』『そんなに高いの?』『家で作ったら同じようなものが〇〇円くらいで食べられるのに!』と嫌味を言われてしまいました。

それ以降私は外食すると言えなくなってしまい、こっそり行くように・・・。

しかし、私がごまかすので夫のほうに探りを入れて、そのあと同じような料理を作ってLINEで写真とともに『材料費〇〇円くらいでできたわよ!』と送ってくるようになってしまったのです。

正直ゲンナリしましたが、『すごいですね!そっくりです!』などと無難なLINEを返していました。」

義実家でだされたデザートに息子がズバッと一言

「ある時息子を連れて義実家に遊びに行った際、義母がかき氷を作って出してくれました。

練乳や白玉、あんこ等をのせて、いつものように得意げに『〇〇くん、ばあばのおうちのかき氷、お店のみたいでしょ〜?!』と息子に出してくれたのですが・・・。

息子は『全然違うよ!お店のはもっとふわふわで、もっとキラキラしてるもん!ばあばのもおいしいけど、お店のはお金を出しても食べる価値があるんだよ!』とハッキリ言ってしまいました。

これを聞いて私も義母もびっくり!私は慌ててフォローしようとしましたが、そばで聞いていた夫が爆笑!

『〇〇は価値とか難しい言葉をよく知っているなあ!でも言っていることは正しいぞ!お店で食べるごはんやデザートは家で作るより高いけれど、作ってくれた人のお給料なんかも入っているし、高い料金に見合うだけの価値があるよな!』と夫も息子に援護射撃していました。

このことがあってから義母は外食についてあまりアレコレ言わなくなり、すっきりしました。」

いかがでしたか?今回は息子夫婦の外食に口出しするケチな義母さんの話をご紹介しました。若干5歳の孫と実子に諭されて、義母さんも反省したようで良かったですね!自分だけで再現料理を作って節約を楽しむのは勝手ですが、他人にまでそれを強要してはいけません。価値観は人それぞれなことを忘れないようにしたいですね。

ftnコラムニスト:滝本めぐみ

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