対人関係の発生する仕事場では、色々なストレスを感じる場面があるかもしれません。ですが、社会人ですし、互いに気持ち良く過ごしたいものですよね。
しかし、中には悪意を持って接してくる輩もいるので注意が必要です。今回は、昔の職場であった恐ろしいエピソードをご紹介します。
画像: ftnews.jp
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人望も厚く美人な先輩

昔、筆者が勤務していた会社には、女性社員がたくさん働いていました。
ですが、我が社の女性グループはとても良好な関係性を持って過ごせていたと思います。それも、ムードメーカーである先輩の力が大きいでしょう。
その先輩はとても美人で、なおかつ優しい女性でした。私も同性ながら「こんなに、素敵な人がいるなんて...」という憧れを抱いていたものです。
場をまとめる中心人物がいたからこそ、筆者も含めて楽しく勤務できていたのだと思います。

楽しい誕生日会

女性グループでは、誰かの誕生日がある度にちょっとした誕生日会を開催していました。
仕事帰りに、みんなでレストランやカフェで食事をして、主役にプレゼントを渡すという流れになっていたのです。
先輩の誕生日の際も、女子たちでレストランに集合してパーティーを行いました。先輩のトーク術もあって、パーティーはとても良い雰囲気で進行されました。プレゼントも渡せたし、良い誕生日会だったと大満足の筆者でしたが、帰宅後にとんでもない事態が発生してしまいます。

誤爆LINEにグループ一同、唖然

帰宅すると、社内の女性グループLINEから通知が来ました。
今日の写真の共有かな?と思ってスマホを手に取ると、思いがけないLINEに真っ青になってしまいました。
グループの1人であるAという社員が、こんなLINEをグループに投下していたのです。
「先輩に、シャンプーやパックの詰め合わせをあげたんだけど、実は全部、使用期限切れなの!美人を鼻に掛けててムカツクから、やってやった!」
恐らく、誰か他の人物に送ろうとして誤爆したものでしょう。当の先輩を含む、グループ全員が既読を付けた頃に、Aも誤爆に気が付いたらしく「スマホがハックされた!」と言い訳を始めました。
もちろん、誰もこんなバレバレの嘘を信じません。

誰からも相手にされなくなり、自主退職したA

後日、優しい先輩は、直接Aに何かを言及したりはしませんでした。
ですが、他の女性社員はAから自然と距離を置いていきます。筆者自身、Aの行動を軽蔑していましたし、それは許されない行為だと感じていました。
結局、A自身が無言の重圧に耐えきれなくなり、会社を自主退職していきました。
こうして、楽園は保たれたと言うべきでしょうか。Aがいなくなったことにより、何事もなかったかのように女性グループはまた仲良しムードを取り戻しました。
居心地の良い人間関係に恵まれたのなら、それに感謝して過ごすことが大切でしょう。

ftnコラムニスト:六条京子

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