実家がほかの土地に家を建てて引越しするまでの20年間、毎晩金縛りにあっていた私。そのときには金縛り、霊を見てしまう、幽体離脱といったさまざまな霊体験をしました。今回は私が毎晩霊にいじめられた体験をお伝えします。
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毎日金縛りにあってフラフラで登校

毎晩、眠りについてすぐに耳元で暴風のような音が鳴り金縛りにあっていました。金縛りを解こうと必死に腕を動かすのですが、一向に動きません。

勇気を出して目を開けると自分の部屋…。金縛りにあわない日はなかったので、学校に行くときには疲弊しきってフラフラの状態でした。

こんな状態なので身体は弱く、よく体調を崩していました。毎日が辛かったです。

私の魂が誰かに毎晩殴られている?

私が寝ていた後ろにはタンスがあったのですが、そこにぶつかるような異様な感覚を覚えます。金縛りにあった日からその感覚はあり、毎日繰り返されました。

母親に相談すると「寝ぼけてたんじゃないの?」とか、「夢見ていたんじゃないの?」と言われたのです。

初めはそうかもと思っていましたが、毎日同じことが起こるのでどう考えても現実だと思うように。「私の魂が何者かに毎晩殴られているのでは…」と考えるようになりました。

私はこの家にいてはいけないのでは…

魂だからなのか痛くはないのですが、毎晩胸あたりを思いっきり押されて吹き飛び、タンスにぶつかるのです。

その霊魂に何か言われたわけではなく私の感覚なのですが、まるで「家から出ていけ!」と言われているようでした。

そこから「私はこの家にいてはいけないのでは…。早く出ていったほうがいい気がする!」と思うようになったのです。

私が26歳のときに両親を住宅の展示会に誘ったら、とんとん拍子に新築を建てる話が進み、旧家を出ることになりました。

私は小学校でもイジメにあっていたので、小学校時代は学校にも家にも心の休まる場所がなくて精神的にキツかったです。

私には中途半端な霊感しかないので、霊が言いたかったことは「この家から出ていけ!」ではなかったかもしれません。

でも霊側も金縛りをおこしてでも強く伝えたいことがあったのでしょう。ただ、もう二度と当時のような思いはしたくないです。

ftnコラムニスト:mikimaru


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